P1054 駆動用電池PTCヒーター関連の複合DTC記録(PHEV ECU・P1054)

パワートレイン(エンジン・変速機) ・ メーカー独自コード ・ メーカー別の定義 1社

メーカー・車種別の定義

メーカーによって意味や点検方法が違うことがあります。お使いの車のメーカー・車種・年式の欄を見てください。

三菱自動車

P1054 駆動用電池PTCヒーター関連の複合DTC記録(PHEV ECU・P1054)

三菱自動車Outlander PHEV ・ 2018〜2020 ・ ECU: PHEV ECU ・ 北米向け2018~2020年式Outlander PHEVの2020-02-01より前の生産車。寒冷時READY移行時のMILまたはEV警告、BMU:P0A84・U11AD、PHEV ECU:P0A84・P1A2D・P1054の全コード同時記録時のみ本TSBのリレー対策を検討。日本国内仕様への適用未確認。

故障の意味

PHEV ECUにP1054が記録される事例。メーカーTSB-20-54-001は他の指定DTCと同時記録される場合に、低温下での駆動用電池PTCヒーターリレー凍結を診断対象とする。資料単独ではP1054固有の一般的な故障判定内容を確定できない。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • 低温下で駆動用電池PTCヒーターリレーが一時的に凍結する可能性(指定5件のECU別コードが全て記録された場合)
  • 指定DTCの欠落・別のDTC併発時は、他系統の故障原因をメーカー整備書で切り分ける必要がある

点検方法

  1. READY移行時のMIL/EV警告と外気温、全ECUのDTC・フリーズフレームを記録する。
  2. BMUのP0A84とU11AD、PHEV ECUのP0A84・P1A2D・P1054がすべて保存されていることを確認する。
  3. 車両年式と2020-02-01より前の製造日をVIN・メーカー情報で確認し、他のDTCがあれば本TSBによる即時部品交換を行わず通常診断に戻る。
  4. 全条件が一致する場合に限りメーカー手順で対策PTCヒーターリレー8627A049と改良リレーボックスカバー8565A645の適用を確認する。作業後に警告・DTC・暖房機能を再点検する。

注意事項

  • 駆動用高電圧系統の作業は感電・熱傷の危険がある。メーカー指定の絶縁・遮断手順を守る資格を有する整備者が行う。
  • 本資料は北米向けの特定事例であり、日本国内仕様への適用は未確認。全コードが揃わない場合や別コード併発時はリレー交換を先行しない。
  • 2020年資料のため現行のサービス情報・対象VIN・改訂状況をメーカーで再確認する。

出典

  • Mitsubishi Motors TSB-20-54-001 (2020-02), pp.1-2 p.1-2 ・ 確認日 2026-11-03 ・ 適用条件: 北米向け2018~2020年式Outlander PHEVの2020-02-01より前の生産車。寒冷時READY移行時のMILまたはEV警告、BMU:P0A84・U11AD、PHEV ECU:P0A84・P1A2D・P1054の全コード同時記録時のみ本TSBのリレー対策を検討。日本国内仕様への適用未確認。

故障コードは不具合を検出したことを示すもので、原因の部品を直接特定するものではありません。原因候補は可能性の一覧です。関連コード・フリーズフレーム・実測値・配線を確認してから修理してください。高電圧・エアバッグ・ブレーキに関わる作業は、メーカーの整備要領に従ってください。説明は公開資料の事実をもとに MHO ENGINEERING が書いたもので、資料の写しではありません。