P1326 ノック信号範囲・性能異常(KSDSベアリング損傷監視)

パワートレイン(エンジン・変速機) ・ メーカー独自コード ・ メーカー別の定義 1社

メーカー・車種別の定義

メーカーによって意味や点検方法が違うことがあります。お使いの車のメーカー・車種・年式の欄を見てください。

Kia

P1326 ノック信号範囲・性能異常(KSDSベアリング損傷監視)

KiaSorento ・ XMa ・ 2011〜2011 ・ Theta 2.4L MPI ・ ECU: ECM / KSDS ・ 北米向け2011MY Kia Sorento XMa、Theta 2.4L MPI、2009-10-24~2011-06-24製造。Kiaサービス資料SC291YZ Rev.1(2025-03-03改訂)。SC291 KSDS更新後にP1326を記録し、KDealer+で対象VIN・キャンペーン実施歴・保証条件を確認できた車両に限る。米国保証制度・交換部品を日本仕様に適用しない。

故障の意味

ノックセンサー信号の範囲・性能異常P1326。Kiaの対象SorentoではKSDS(ノックセンサー検出システム)更新後にこのDTCが記録された際、コンロッドベアリングクリアランス検査でエンジン内部状態を切り分ける。P1326単独でエンジン交換を決めない。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • コンロッドベアリングのクリアランス異常・内部摩耗の可能性
  • ノックセンサーまたはその信号・配線の不具合
  • KSDSソフトウェアが旧版であること(メーカー診断フローによる照合が必要)

点検方法

  1. KDSで全モジュールのDTC、P1326のフリーズフレームを保存し、車両診断番号VDNを作成する
  2. KDealer+でVIN適合、SC291 KSDSの実施歴、修理保証と所有者確認条件を照合する
  3. オイル量・状態を確認し、レベルゲージ・オイルキャップ裏・フィラー口の状態を写真記録する
  4. メーカー指定BCT(ベアリングクリアランステスター KQ231 2T110QQK)でコンロッドベアリングクリアランスを検査する
  5. BCT不合格なら公式フローに従ってエンジン交換とKSDSソフト更新の適否を判断する
  6. BCT合格なら最新KSDSソフト更新の適否を確認し、更新が不要ならノックセンサー交換を公式フローに従って判断する
  7. 修理後にDTC、エンジン異音、油漏れ、オイルと冷却水レベルを再確認する

注意事項

  • 打音・異常振動・油圧警告がある場合は運転を継続せず内部損傷の可能性を優先して評価する
  • ノックセンサー交換・ECU更新・エンジン交換はBCTと対象VINにより分岐し、コードだけで交換しない
  • 高温エンジン・駆動ベルト、燃料系、車両固定など整備上の安全対策を遵守する
  • 米国キャンペーンの保証適用は所有者・整備履歴などの条件があるため、国内車両の保証とは別扱いにする

出典

故障コードは不具合を検出したことを示すもので、原因の部品を直接特定するものではありません。原因候補は可能性の一覧です。関連コード・フリーズフレーム・実測値・配線を確認してから修理してください。高電圧・エアバッグ・ブレーキに関わる作業は、メーカーの整備要領に従ってください。説明は公開資料の事実をもとに MHO ENGINEERING が書いたもので、資料の写しではありません。