P1AAF Soul EV高電圧駆動用バッテリー関連DTC(P1AAF、SC267A/SC267Z指定コード)

パワートレイン(エンジン・変速機) ・ メーカー独自コード ・ メーカー別の定義 1社

メーカー・車種別の定義

メーカーによって意味や点検方法が違うことがあります。お使いの車のメーカー・車種・年式の欄を見てください。

Kia

P1AAF Soul EV高電圧駆動用バッテリー関連DTC(P1AAF、SC267A/SC267Z指定コード)

KiaSoul EV ・ PS EV ・ 2018〜2019 ・ BEV ・ ECU: BMS ・ 北米仕様2018-2019年式Kia Soul EV(PS EV)、製造2017-07-03~2018-09-28。SC267完了済み、かつSC267A対象VINで旧BMSソフト搭載の場合にSC267A更新を実施する。更新イベント729:指定KDS手順に従って更新。BMS部品ヒーター有37513 E4350/なし37513 E4300、新ROM 4940(ヒーター有)/4942(なし)。SC267Zによる電池交換判断はSC267実施済み・最新ROM・対象DTC保存の全条件を満たす場合に限定。日本仕様へのキャンペーン適用未確認。

故障の意味

Kiaの公式SC267Aおよび後続修理SC267Zは、P1AAFを高電圧バッテリーパック関連の診断対象コードとして列挙している。これらの資料にはP1AAF単独の詳細な故障検出条件・サブシステム名は記載されないため、個別のセル電圧異常・温度異常等と推測して分類しない。最新BMSソフトと対象VINを確認したうえで、メーカー所定の後続診断に進む。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • 対象車での高電圧バッテリーパック系の故障・性能異常の可能性(個別原因は車種別KGIS診断書で特定する)
  • 旧BMS診断ロジックと更新済みロジックの相違。ソフト更新を電池故障の修理とみなさない

点検方法

  1. KDSでBMSの現在・履歴DTC、フリーズフレーム、車両VIN、電池情報を保存する
  2. KDealer+で該当VIN、SC267およびSC267Aの完了・未完了状態を確認する
  3. 車両製造日2017-07-03~2018-09-28とBMSヒーター有無、部品番号を照合する
  4. 旧ソフトの場合に限り、SC267A指定の更新イベント729でBMSを更新し、新ROM 4940(ヒーター有)/4942(なし)を確認する
  5. 最新BMSソフトの状態で関連DTCが保存されている場合のみ、SC267Zの後続修理フローを参照して電池パック交換の適否を判断する
  6. 上記条件を満たさないDTCまたはキャンペーン対象外車両はKGISの通常故障診断へ進む
  7. 修理後はKDSの関連DTCを消去し、高電圧系とREADY状態、走行可否を確認する

注意事項

  • 高電圧バッテリーの点検・取外しにはメーカーの高電圧遮断、絶縁保護および専用治具が必須
  • SC267Zの電池パック交換は最新BMSソフトと指定DTC、VIN等の条件を全て満たす場合だけ。コード単独で交換を判断しない
  • 2015~2017年式のイベント728はBMS交換後のManual Modeのみという資料条件を遵守する
  • 北米市場向けキャンペーンであり日本国内仕様の適用は確認されていない
  • ソフトウェア更新中は補機電源12.3V以上、KDS電池60%以上など指定条件を維持する

出典

P1AAF Soul EV高電圧駆動用バッテリー関連DTC(P1AAF、SC267A/SC267Z指定コード)

KiaSoul EV ・ PS EV ・ 2015〜2017 ・ BEV ・ ECU: BMS ・ 北米仕様2015-2017年式Kia Soul EV(PS EV)、製造2014-07-15~2017-06-30。SC267完了済み、かつSC267A対象VINで旧BMSソフト搭載の場合にSC267A更新を実施する。更新イベント728:Manual Modeのみ、交換したBMSに対する更新。既存SC267実施歴と装着BMS ROMを確認。BMS部品ヒーター有37513 E4251/なし37513 E4201、新ROM 4944(ヒーター有)/4946(なし)。SC267Zによる電池交換判断はSC267実施済み・最新ROM・対象DTC保存の全条件を満たす場合に限定。日本仕様へのキャンペーン適用未確認。

故障の意味

Kiaの公式SC267Aおよび後続修理SC267Zは、P1AAFを高電圧バッテリーパック関連の診断対象コードとして列挙している。これらの資料にはP1AAF単独の詳細な故障検出条件・サブシステム名は記載されないため、個別のセル電圧異常・温度異常等と推測して分類しない。最新BMSソフトと対象VINを確認したうえで、メーカー所定の後続診断に進む。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • 対象車での高電圧バッテリーパック系の故障・性能異常の可能性(個別原因は車種別KGIS診断書で特定する)
  • 旧BMS診断ロジックと更新済みロジックの相違。ソフト更新を電池故障の修理とみなさない

点検方法

  1. KDSでBMSの現在・履歴DTC、フリーズフレーム、車両VIN、電池情報を保存する
  2. KDealer+で該当VIN、SC267およびSC267Aの完了・未完了状態を確認する
  3. 車両製造日2014-07-15~2017-06-30とBMSヒーター有無、部品番号を照合する
  4. 旧ソフトの場合に限り、SC267A指定の更新イベント728でBMSを更新し、新ROM 4944(ヒーター有)/4946(なし)を確認する
  5. 最新BMSソフトの状態で関連DTCが保存されている場合のみ、SC267Zの後続修理フローを参照して電池パック交換の適否を判断する
  6. 上記条件を満たさないDTCまたはキャンペーン対象外車両はKGISの通常故障診断へ進む
  7. 修理後はKDSの関連DTCを消去し、高電圧系とREADY状態、走行可否を確認する

注意事項

  • 高電圧バッテリーの点検・取外しにはメーカーの高電圧遮断、絶縁保護および専用治具が必須
  • SC267Zの電池パック交換は最新BMSソフトと指定DTC、VIN等の条件を全て満たす場合だけ。コード単独で交換を判断しない
  • 2015~2017年式のイベント728はBMS交換後のManual Modeのみという資料条件を遵守する
  • 北米市場向けキャンペーンであり日本国内仕様の適用は確認されていない
  • ソフトウェア更新中は補機電源12.3V以上、KDS電池60%以上など指定条件を維持する

出典

P1AAF-00 セル電圧変化検出ロジック異常

KiaNiro EV ・ DE EV ・ 2019〜2022 ・ BEV ・ ECU: BMS ・ 北米仕様2019~2022年式Kia Niro EV (DE EV)、2018-12-05~2022-04-12生産の一部車両。ELE293 Rev1、BMS更新イベント642。BMSソフト更新によって旧P1AA600から細分化される新DTC。BMS部品番号375A0 K4052/K4002/K4452/K4402/K4053/K4003/K4453/K4403の現行ROMと更新ROM(6880/6882/6884/6886/7100/7102/7104/7106)を個別照合。日本仕様への適用未確認。

故障の意味

異常なセル電圧変化の検出ロジックに関係する状態。 故障時に出力・速度制限や警告灯点灯が生じる場合がある。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • 駆動用電池セル・電池管理系に関する該当の実異常
  • BMSの検出条件や旧ソフトウェアによる故障分類不足

点検方法

  1. KDSでBMSのDTC・情報コード1/2・フリーズフレーム・現在/履歴故障を保存する
  2. BMS ROMとフリーズフレームを照合しメーカー診断手順へ進む
  3. 車両の生産期間とBMS部品番号・ROM IDがELE293 Rev1の対象か照合する
  4. 更新対象かつP1AA600保存車なら指定イベント642でBMSの判定ロジックを更新する
  5. 更新後に細分化DTCとフリーズフレームから具体的なバッテリー不具合の診断と必要修理を行う

注意事項

  • KiaはBMS更新がP1AA600自体の修理ではないと明記している。更新だけで修理完了と扱わない
  • 駆動用高電圧系は絶縁・感電防止のメーカー整備手順を厳守し、未訓練者が測定・分解しない
  • 出力制限中の走行継続を前提にしない
  • ECU書換時は12V電圧12.3V以上、KDS電池残量60%以上などメーカー指定条件を満たし電源を中断しない
  • 日本国内仕様への適用は未確認

出典

故障コードは不具合を検出したことを示すもので、原因の部品を直接特定するものではありません。原因候補は可能性の一覧です。関連コード・フリーズフレーム・実測値・配線を確認してから修理してください。高電圧・エアバッグ・ブレーキに関わる作業は、メーカーの整備要領に従ってください。説明は公開資料の事実をもとに MHO ENGINEERING が書いたもので、資料の写しではありません。