P2201 NOxセンサー1の信号性能異常

パワートレイン(エンジン・変速機) ・ メーカー独自コード ・ メーカー別の定義 2社

メーカー・車種別の定義

メーカーによって意味や点検方法が違うことがあります。お使いの車のメーカー・車種・年式の欄を見てください。

Hino

P2201 NOxセンサー1の信号性能異常

HinoS-Series ・ 2022〜2024 ・ 4HK1 5.2L diesel ・ ECU: ECM/DCU ・ 2022–2024MY Hino S-Series; 4HK1 5.2L; option IE1; V2403対象VIN

故障の意味

排気後処理に関係するNOxセンサー1の応答・性能を監視した結果、規定範囲外と判断したコード。対象車には制御ソフトの校正不備による誤判定事例がある。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • ECM/DCUのOBD校正不備(対象VINのみ)
  • NOxセンサーまたは配線・排気系の実故障の可能性

点検方法

  1. VINでキャンペーンV2403対象か確認
  2. IDSS 15.5.8以降でECMとDCUの校正番号を確認
  3. 未更新のモジュールのみ指定の校正へ更新。更新済みで再発する場合は整備書の断続故障診断を実施
  4. 他のDTCがあれば別途診断し、修理後にDTC再確認

注意事項

  • 北米対象車限定。日本仕様には適用しない
  • 書換時は電源電圧を安定させ、メーカー指定の診断機と手順を使う

出典

Isuzu

P2201 NOxセンサー1の信号性能異常

IsuzuF-Series ・ 2021〜2021 ・ 5.2L diesel ・ ECU: DCU ・ 2021MY North American F-Series 5.2L; campaign V2306 VIN eligibility

故障の意味

NOxセンサー1の応答・性能が許容範囲を外れたと判断するコード。2021年式の対象F-SeriesではDCUの校正不備による検出事例がある。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • 対象車DCUのソフトウェア校正不備
  • NOxセンサー・配線等の実不具合の可能性

点検方法

  1. IVISでV2306対象VINを確認
  2. IDSS 15.0.9以降でDCU校正番号を確認
  3. 対象で旧校正なら指定更新を実施
  4. 校正番号55214580で再発する場合は整備書の断続故障診断へ

注意事項

  • 対象は北米仕様の2021MY F-Seriesのみ
  • DCU書換時は電源と通信を維持する

出典

P2201 NOxセンサー1の回路・検出性能異常

IsuzuN-Series ・ 2022〜2024 ・ 4HK1 5.2Lディーゼル ・ ECU: ECM/DCU(エンジン・尿素SCR制御) ・ 北米仕様、2022~2024MY、5.2L 4HK1ディーゼル、オプションIE1(4輪ディスクブレーキ)装着車のうちキャンペーンV2403対象VIN。IVISで適用を確定すること。日本国内仕様エルフへの適用は未確認。

故障の意味

排気後処理用NOxセンサー1の検出特性が規定範囲を外れたと判定された状態。対象の北米N-SeriesではECM/DCUのOBD校正誤りによる誤判定事例がある。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • NOxセンサー1または関連配線・コネクタの異常(一般的な診断候補)
  • 排気後処理系の実際の異常(通常診断での切り分け対象)
  • 対象VINのECM/DCUにおけるOBD校正誤り(当該キャンペーンの原因)

点検方法

  1. 関連DTC・フリーズフレーム・尿素SCR系の実測値を保存し、通常診断でセンサー・配線・排気後処理系を確認する。
  2. VINをIVISで検索しキャンペーンV2403の対象かを確認。年式・4HK1・IE1装備だけで対象と決めない。
  3. IDSS 15.5.8以降でECM/DCUの校正番号を確認し、資料記載の対象年式・ADAS有無に対応した番号と照合する。
  4. 校正が未対策の制御ユニットのみメーカー指定手順で更新。両方が対策済みでなおDTCが出る場合は整備書の断続故障診断へ進む。
  5. 修理後はP2201/P20EEを消去し再発と関連コードを確認する。

注意事項

  • 排気後処理系は高温になる。冷却を待ち、排気・尿素水系の整備要領に従う。
  • DTCだけでNOxセンサーや触媒の交換を断定しない。対象VINとECM/DCUの校正番号を照合する。
  • ECM・DCUの書換はメーカー診断機と安定した電源を使用し、書換後のDTC消去・再診断を行う。
  • 北米仕様の資料であり日本国内仕様への適用は未確認。

出典

故障コードは不具合を検出したことを示すもので、原因の部品を直接特定するものではありません。原因候補は可能性の一覧です。関連コード・フリーズフレーム・実測値・配線を確認してから修理してください。高電圧・エアバッグ・ブレーキに関わる作業は、メーカーの整備要領に従ってください。説明は公開資料の事実をもとに MHO ENGINEERING が書いたもので、資料の写しではありません。