U19C2 アラウンドビューモニターのEthernet通信異常
ネットワーク通信 ・ メーカー独自コード ・ メーカー別の定義 2社
メーカー・車種別の定義
メーカーによって意味や点検方法が違うことがあります。お使いの車のメーカー・車種・年式の欄を見てください。
Nissan
U19C2-87 AVM系Ethernet通信異常
NissanARIYA ・ FE0 ・ 2023〜2025 ・ ECU: ADAS ・ 北米仕様2023〜2025年式ARIYA(FE0)。NTB23-077Aの適用条件を満たす場合に限る。
故障の意味
アラウンドビューモニター系Ethernet回路の異常
点検方法
- CONSULT 4で全系統のDTC、現在/過去の区別、併発コードと症状を記録する。
- IGN OFF→Ready後もDTCがcurrentで消去できず、ほかに症状がないか確認する。
- 12Vバッテリー状態と高電圧バッテリー残量30%以上を確認する。12V不良ならこのブリテンを適用しない。
- CONSULT 4とVI3を接続し、電源OFF・ドア/フード閉鎖後、キーを車外9m以上離して10分待つ。
- Ready後に12V系電圧13.0±0.5Vを確認し、全系統自己診断を実行する。
- 該当DTCが残る場合に消去を試み、消去できないコードはESMに従い個別診断する。
注意事項
- ADAS警告時は運転支援機能を前提に運転しない。
- 高電圧系統の分解・測定は有資格者がメーカー指定の絶縁手順で実施する。
- DTCのみを根拠に部品交換を決定しない。
出典
日産
U19C2-87 アラウンドビューモニターのEthernet通信異常
日産ARIYA ・ FE0 ・ 2023〜2025 ・ ECU: AVM ・ 北米仕様の2023~2025年式ARIYA(FE0)。対象DTCがIGN OFF→Ready ON後も現在故障として残り、その他の症状がない場合に限りNTB23-077Aの手順を参照。12Vバッテリー不良時は同資料の手順対象外。日本仕様への適用は未確認。
故障の意味
アラウンドビューモニターのEthernet通信異常を示すDTC。NTB23-077Aは、当該コードが電源再投入後も残り他の症状がない場合のADAS自己診断と電源状態の確認手順を定めている。
主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)
- 12V電源の状態・電圧条件による診断結果への影響の可能性(まず電源状態を確認)
- 該当制御ユニット・通信系統の実際の異常の可能性(DTCが残存する場合は整備書に従って個別診断)
点検方法
- CONSULT 4とVI3の接続状態を確認し、関連DTCと発生状態を記録する。
- 12Vバッテリー状態と駆動用バッテリーSOCを確認。SOCは30%以上を確保し、12V不良時は本資料の適用を見送る。
- IGN/ACC OFF、全ドアとボンネット閉、キーを車両から約9m以上離して10分間待機し、Readyモードへ移行する。
- CONSULT 4でReady時12V電圧が13.0V±0.5Vか確認し、条件が外れる場合は電源状態の診断に戻る。
- IGN ONで全自己診断を行い、DTCが残る場合はメーカー指定手順で消去し、再確認する。残存する場合は日産ESMの個別診断に移る。
注意事項
- ADAS故障中は運転支援機能が正常に作動するとは限らない。警告灯や症状を無視しない。
- 高電圧部品の脱着や電気的作業は資格・装備を備えた整備者が行う。DTC消去だけで故障修理済みとは判断しない。
- 本資料は北米仕様向け。日本国内車への同一適用や部品交換の要否を断定しない。
出典
故障コードは不具合を検出したことを示すもので、原因の部品を直接特定するものではありません。原因候補は可能性の一覧です。関連コード・フリーズフレーム・実測値・配線を確認してから修理してください。高電圧・エアバッグ・ブレーキに関わる作業は、メーカーの整備要領に従ってください。説明は公開資料の事実をもとに MHO ENGINEERING が書いたもので、資料の写しではありません。