U214E e-CALL系CAN通信異常(コンビネーションメーター)

ネットワーク通信 ・ メーカー独自コード ・ メーカー別の定義 2社

メーカー・車種別の定義

メーカーによって意味や点検方法が違うことがあります。お使いの車のメーカー・車種・年式の欄を見てください。

Mitsubishi

U214E-87 e-CALL系CAN通信異常(コンビネーションメーター)

MitsubishiOutlander Plug-in Hybrid ・ 2023〜2025 ・ PHEV ・ ECU: Telematics Control Unit / IVC ・ 北米仕様Outlander Plug-in Hybrid 2023~2025年式。テレマティクス/e-CALL装備車。TSB-24-54-008はサービスマニュアルの通信DTC診断手順改訂であり、車種別ソフトウェア更新やECU一律交換を指示していない。日本国内仕様への適用未確認。

故障の意味

テレマティクス制御ユニットがコンビネーションメーターのCAN通信信号を2秒以上受信できない状態を示すU214E-87。通信が復旧するまでテレマティクスシステムが機能しない場合がある。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • CAN通信線の断線・短絡またはコネクター接続不良
  • コンビネーションメーターの電源・アース・本体故障の可能性

点検方法

  1. U214E-87と同時にU0079-00が保存されている場合は、先にU0079-00の故障診断を行う
  2. 駆動用モータースイッチをOFFにして30秒以上待機し、再びONにして30秒以上待機する
  3. MUT-III SEでIVCのDTCを再読込し、現在故障として残るか確認する
  4. 再検出されたらコンビネーションメーターへのCAN通信・電源・アース・コネクターを車種別修理書の診断手順で点検する
  5. 消去・修理後にIVCのDTC再検出とテレマティクス動作状態を確認する

注意事項

  • 自動緊急通報に関係するため、故障状態のままe-CALLが利用可能と案内しない
  • CAN通信の実故障をソフト更新のみで解消できると断定しない
  • HV系・SRS系の配線と識別できない場合はメーカー指定の安全手順を守る
  • 北米仕様の診断資料なので国内仕様への適用条件は要別途確認

出典

三菱

U214E-87 コンビネーションメーターとのCAN通信異常

三菱アウトランダーPHEV ・ 2023〜2025 ・ ECU: IVC(テレマティクス) ・ 北米向け2023~2025年Outlander Plug-In Hybrid、TSB-24-54-008のIVC診断。日本国内仕様への適用は未確認

故障の意味

IVC/TCUがコンビネーションメーターからのCAN通信信号を2秒以上受信できない状態。テレマティクス機能が停止する場合がある。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • CAN通信線・コネクターの断線または短絡
  • コンビネーションメーター側の異常

点検方法

  1. U0079-00が同時記録されている場合はその診断を優先する
  2. 電源OFFで30秒以上待ち、再度ONにして30秒以上待つ
  3. M.U.T.-III SEのIVC診断で現在故障を再確認する
  4. 再現する場合はCAN配線・接続部および対象ユニットの診断手順に従う

注意事項

  • 通信系の故障では関連機能が使えない可能性がある
  • 高電圧系統の作業は有資格者がメーカー指定の安全手順に従う

出典

故障コードは不具合を検出したことを示すもので、原因の部品を直接特定するものではありません。原因候補は可能性の一覧です。関連コード・フリーズフレーム・実測値・配線を確認してから修理してください。高電圧・エアバッグ・ブレーキに関わる作業は、メーカーの整備要領に従ってください。説明は公開資料の事実をもとに MHO ENGINEERING が書いたもので、資料の写しではありません。