U357C ZDX高電圧電池制御・通信系の複合異常事例(U357C)

ネットワーク通信 ・ メーカー独自コード ・ メーカー別の定義 1社

メーカー・車種別の定義

メーカーによって意味や点検方法が違うことがあります。お使いの車のメーカー・車種・年式の欄を見てください。

Acura

U357C ZDX高電圧電池制御・通信系の複合異常事例(U357C)

AcuraZDX ・ 2024〜2024 ・ ECU: K16 Battery Energy Control Module (BECM)関連(個別コードの記録ECUは当資料で未特定) ・ 米国仕様2024年式Acura ZDX、全グレード・全VIN。P2C8A/P2C8B/U3577/U3578/U3579/U357A/U357B/U357C/U357D/U357E/U357F/U3580/U35AFの13コードすべてが現行または履歴として記録されている場合に限りSB25-025の診断手順が対象。単独発生は対象外。日本仕様への適用は未確認。

故障の意味

Acura SB25-025が列挙する13コード同時記録事例のうちのU357C。MIL点灯、高電圧システム点検表示、12Vバッテリー放電が起こり得る。資料はこのコード単独の故障判定条件や意味を確定していないため、13コード同時記録時の限定的な診断事例として扱う。

主な原因候補(可能性の一覧・順位ではありません)

  • 13コード同時記録条件ではBECM(駆動用電池エネルギー制御モジュール)の校正ソフトウェア異常がメーカー資料に示される。
  • 13コードが揃わない場合の原因はこの資料で確定できず、車種別整備書に基づく個別診断が必要。

点検方法

  1. 全システムのDTC、現行・履歴、フリーズフレームを保存し、指定13コードがすべて記録されているか確認する。
  2. 車両が北米仕様2024年式ZDXであること、MIL・高電圧警告・12V電圧の状態を確認する。
  3. 13コードすべて揃わなければ本サービスブリテンを適用せず通常診断を行う。
  4. 全条件一致時はメーカー指定のTechline ConnectでK16 BECMの校正を照合し、必要なら最新版へ更新する。
  5. 更新後はメーカー指定のManual Resetを2回実施し、DTC消去と12Vバッテリー充電・点検を行い再発を確認する。

注意事項

  • 高電圧車両の作業は専門資格者がメーカー整備書の絶縁・保護手順に従う。
  • 12Vバッテリー切離し前にBattery Maintenance Modeが停止していることを確認する。IG OFFでも作動中の可能性があり、通電中の切離しは感電・熱傷の危険がある。
  • BECM書換は指定機器と安定電源を用い、ソフトウェア更新中の電源断を避ける。
  • 13コードの一部だけでBECM故障や交換を断定しない。日本国内仕様への適用は未確認。

出典

  • Acura Service Bulletin 25-025 Version 1 (2025-05-23) p.1-2 ・ 確認日 2026-11-03 ・ 適用条件: 北米仕様2024年式Acura ZDX全グレード・全VIN。指定13コードすべてが現在または履歴に記録されている場合のみ本サービスブリテン適用。

故障コードは不具合を検出したことを示すもので、原因の部品を直接特定するものではありません。原因候補は可能性の一覧です。関連コード・フリーズフレーム・実測値・配線を確認してから修理してください。高電圧・エアバッグ・ブレーキに関わる作業は、メーカーの整備要領に従ってください。説明は公開資料の事実をもとに MHO ENGINEERING が書いたもので、資料の写しではありません。