車検の主ブレーキ制動力は車両重量の何%以上必要?

制動装置9-3(1)①

結論

一般的な主制動装置の基本基準は、審査時車両重量に対する制動力総和50%以上(4.90N/kg以上)です。ただし車両区分や条件によって別基準があり、必ずしも全車一律ではありません。

規程に基づく説明

審査事務規程9-3では、一般の主制動装置について制動力総和を審査時車両状態の重量で除した値が4.90N/kg以上、kgf表示では重量の50%以上とされます。ローラが降雨などにより濡れている場合の緩和、所定の低速車・被牽引車の別基準、前輪ロック時の扱い、左右差や後軸制動力の基準も定められています。

適用条件

対象

普通自動車・小型自動車・軽自動車

適用条件

一般の四輪車の主制動装置に関する基本値。最高速度80km/h未満かつ車両総重量が車両重量の1.25倍以下等の特則や被牽引車を除き個別判定。

関係する保安基準・細目告示

保安基準第12条・審査事務規程9-3

参考解説(MHO の補足・法令上の判断ではありません)

総制動力だけでなく左右差・後輪の制動力を併せて確認。車検の測定単位がNかkgfかも確認して判断します。

根拠条項・出典

このページは、独立行政法人自動車技術総合機構(NALTEC)の審査事務規程など公式資料の条項をもとに、MHO ENGINEERING が要点をまとめたものです。検査・整備の判断の手助けで、最終的な判断は検査員・審査担当が公式資料に基づいて行ってください。製作年月日・装置の仕様などの条件で結論が変わることがあります。