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ご近所や知り合いの車を整備するということ

僕はご近所や知り合いの車を修理することを極力控えている。まあ正確に言うと、依頼されれば渋々引き受けるかもしれないけれど、自分から自動車整備士なので、ぜひ修理させてください。
という整備営業は、ご近所、知り合いの車ではまったく行わない。

僕がご近所知り合いの車を修理する時はビジネスではなくて、遊びの延長のようなものだけだ。
その理由は何個かある。まず一つは、知り合いから正規の車屋さんの工賃で修理を受けたくないということ。

会社に持っていっても結局修理するのは僕自身。しかし工賃は通常。だったら最初からDIYで修理できるものは修理してやるよといった考え。

工賃って高いと僕は考えている。でもそのくらいもらわないと商売は成り立たないのかもしれないけれど、僕は既存の自動車整備の工賃というものには疑問符が付く。
もう一つの原因は、クレーム処理だ。もし修理後に何らかの不具合が知り合いの車に起きた時、知り合いなので逆に気を使って、クレームを言ってくれないかもしれない。こういうのが困る。

こちらも人間だから100%ばっちりですよ!とは言い難い修理も存在するだろう。特に異音の類や微妙な現象などだ。直せているかどうかわからないような依頼で、クレームを言ってくれないと困ってしまう。遠慮なく言ってくれ。といっても言ってくれないかもしれない。僕ならそうかも。

自分が自営業で車屋さんをやっているのならいざ知れず、組織に属している間は、そういったビジネスがらみの整備はやらないと決めている。やっぱり車って楽しくなくてはいけない。ご近所ならある種仲間みたいなものなんだから、気がるに声をかけてくれればいくらだって力になるのだ。
友達の車も報酬は受け取らない。やっぱり持ちつ持たれつだからというのが僕の考えなのである