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エンジンオイルの入れすぎは厳禁!オイル入れすぎによる弊害はたくさんある

エンジンオイルのレベルゲージにはLとHのメモリがついています。
LOWとHIの意味ですが、通常この間にオイルが入っていれば
機能に問題はありません。


オイルが少なすぎるとどうなるかは想像がつきますよね?
エンジンが焼きついてしまう原因になります。

ではオイルを入れすぎたらどうなるか!?

エンジンオイル入れすぎによる影響

これはまず抵抗の増大により燃費が悪化します。
オイルパンにオイルは溜められていますが、オイルパンをはがすとわかりますが、すぐクランクシャフトが見えるんです。で、オイルパンの規定量以上にオイルをいれると、クランクシャフトが回るときにオイルの油面を叩いてしまいます。
すなわち、エンジンの回転抵抗を作ってしまうということですね。

そして入れすぎによるエンジン内圧の高まりによるオイルの噴出ブローバイの増大。
ブローバイの増大にともなるエアクリーナーの汚れ。それに伴う燃費悪化

さらには近年の電子制御スロットルへの悪影響。

オイルが吹き替えしてきて、電子制御スロットルを汚してしまい故障につながります。

とどめはコモンレールディーゼルエンジンの故障につながります。
コモンレールディーゼルは、エンジンの性質上オイルが燃料で希釈されて、量が増えてきます。
ゲージを見て、一定の量に達したらオイルを交換しないといけません。
入れすぎていると、それが正確に行えなくなるばかりか触媒も壊してしまいます。

なので、エンジンオイルというのはオイルが少なくても多すぎても
良くないということを覚えておきましょう。