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サンバー S211J クラッチオーバーホール

ダイハツのハイゼットのOEMになったスバル サンバーのクラッチをOHしたのでお伝えします。

最初にバッテリーのマイナス端子を外しておきます。

縦置きミッションですが、クラッチのOHは4WDだと4,5時間という指数です。実際には1時間程度もあれば十分。

配線を外していきます。

セルモーターは外さない。セルにつながる配線のみ外す。

クラッチワイヤーとプロペラシャフトの連結を外す。走行距離が2万キロにも満たないので、ミッションオイルも交換しません。なのでプロペラシャフトは差し込んだままにします。

運転席側のエンジンとミッションのつなぎ目にプレートがあります。ここの14mmのボルトと更に奥の12mmのボルトが面倒なだけです。

ミッションに巨大なステーがありますが、これをとめているボルトが17mm。基本的に17mmのミッションの連結ボルトにはネジロックが塗ってある。

シフトワイヤーは3本。4WDです。

ミッションジャッキを使ってミッションを後方へずらす。

1本スタッドボルトがあるので、まっすぐ後ろへ引き抜かないとダメ。

クラッチ。

レリーズベアリングを新品にします。

スプラインとベアリングの摺動部にクラッチグリスを塗布。

フライホイールです。

クラッチは多分これじゃないですかね?ハイゼットと同じだと思います。

芯棒を差し込むタイプのセンターだしツールは使えません。

センターを出したらミッションをドッキングします。スタッドボルトが長いため、まっすぐいれないとはまらない。

最後がなかなかきっちりいかないんですよね。きちっとはめてからネジを締めましょう。

あとは元に戻して終わりです。

サンバー S211JのクラッチOHでした