Categories: ブレーキ

サイドブレーキが効かない原因は、使わなすぎるからということも考えられる

車というか機械モノ全てにいえることですが、
「使わないと痛む」
といったものが機械の特徴にあります。
実際エンジンなど乗っていない車ほど不調を起こします。
そりゃ乗っているほうがシリンダーは減っちゃうかもしれないけど
メカニカル的なトラブルというのは
「使わないと痛む」

ということがいえると思います。

特にヒーターコントロールのワイヤーなど、殆ど動かさない車は
固着してしまって、ヒーターの切り替えが上手くいかなくなったりします。

今日紹介するのはAT車がよく陥ってしまう
「使わないから痛む」
モノ

AT車がMTに比べて圧倒的に使わないものってなんでしょうか?


ATのエルグランド

答えはコレ


サイドブレーキワイヤー

AT車ってパーキングに入れれば、AT内で機械的にロックができるでしょう?
だから坂道以外はサイドブレーキを使わない人が多い。

MHOも会社に入る前までは、サイドブレーキをATでも必ず使っていましたが
会社に入ってからは使わない人が多いのでビックリした。

MHOは自分ちの車は当然ATでもサイドブレーキを使います。


固着して動かなくなってしまったサイドワイヤー

サイドブレーキワイヤーを交換するには
ブレーキシューを外さないととてもやりづらいので

外します


新しいワイヤーに交換

なので、MHOは声高らかにいうのです

「ATでも必ずサイドブレーキを使いましょう。」

ATでサイドブレーキを使わないときはとても寒いスキー場などにいって
ワイヤーが凍ってしまうのを恐れるときだけしたほうが良い。

因みに全車にいえることですが、リヤのウォッシャーも良く詰まります。
あまり使わないでしょう?

たまには使ってくださいね。詰まっちゃいますから。

車についている機構は積極的に使わないと駄目

というお話でした