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ハンドルのセンター出し

この間、お客さんの車を預かって走ってきたら
気になったことがありました。

ハンドルのセンター狂ってるぞ!

てなわけでハンドルのセンター出し逝ってみましょう

まずはサイドスリップにかけるのが一番いいですよね。
そしてトーインが何度かトーアウトが何度かを
計測して、タイロッドを調整するのが筋。

こうしないと、ハンドルの切れ角が左右で違ってしまうからね。

ま、そうは言ってもそんなに気をつかうこともないので
ハンドルで調整しようと思いました。


車両は三菱のミニカなんですが、
要するにハンドルを真ん中に付け替えるってだけの話ですね。
まずは当たり前だけど、タイヤをまっすぐの状態にしておいてください。
どれだけずれているかわかるようにね。


まずはホーンボタンをマイナスドライバーなどでこじって外します


簡単にはずれるよ。

エアバックがついている車だとちょっと大変。
バッテリーのマイナス端子を外しておいて、しばらしてからエアバックを外してからの作業になります。
エアバックの取り扱いは各整備マニュアルを参照しないと事故りますからおきをつけて。

こいつはエアバックついてないので簡単です


そうすると、真ん中に17mmのボルトが出現します


結構硬いので気合で緩めましょう。
このときハンドルをあまり動かして、センターの位置がわからなくならないように
気をつけてください

このボルトは完全にとっちゃだめ。


このくらい緩めておくだけで必ずナットはつけておきましょう。

そしてハンドルを引っ張ってください。
固着しているので簡単には外れません。いきなり外れて顎などにハンドルが
ぶつからない様に、ハンドルの抜け止めをしているのがこのナットの役割です。


がこっとハンドルが外れたら、ナットを取って、ハンドルを外しましょう。
そしてセンターに位置にはめなおして元通りにするだけ。

簡単でしょう?

ポイントは

タイヤをきちんとまっすぐの状態にしてはじめることと、
ハンドルを固定しているナットを絶対に完全にとらないこと。怪我の元だからね。
いきなりハンドルが抜けてきて怪我をしたひとを何人もしっていますから。