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凄まじい内容のリコール

自動車メーカーで頻繁にリコールが出ている。出たところで言うとエアバックですね。
作業的にかわいいものだったらいい。だけどすさまじい内容のリコールだったら大変だ。

新聞に載っていたレクサスやクラウンのリコールは大変なんじゃないの?と思わざるを得ない内容だった。
それは、バルブスプリングに不備がありほうっておくとエンジンが止まっちゃうという内容のものだった。
バルブスプリングに不備があるっていうことですよ?バルブスプリングに不備があるからスプリングを交換します。
なんて簡単に済む話ではない!バルブスプリングの交換は大変なんだぞ。

シリンダーヘッドを降ろして、バルブコッターを外してリテーナーに抑えられているバルブを交換する。
コッターを外すともうスプリング自体はフリーになるが、そのときバルブを抑えているものも無いから下に落ちてしまう。

考えると、ピストンを圧縮上死点に持ってきておいて、ピストンの頭でバルブをシリンダーの中に落ちないようにささえるか?しかし、バルブが規定の位置まであがっていない状態でスプリングを圧縮してコッターをはめるのなんか不可能に近いだろう。

やはりバルブスプリングの交換はヘッドを降ろさないといけないはずである。
しかもだ、このリコールが出された車種は殆どが全てV型エンジンなのである。V型エンジンのシリンダーヘッドの脱着は直列エンジンの2倍だ。そりゃそうだ。シリンダーヘッドが左右にあるのだから。
そのためには強力なインテークマニホールドを外したり・・。とどめは高級車だから気を使ったり。

考えただけでも大変だ。時間もそれなりにかかるだろう。こういった場合はどうなるのだろうか?
自動車メーカー自体がバルブスプリングを作っているなんてのは少なくなってきているだろう。
下請け業者に作らせるのだろう。その部品に不備があってリコールで無償修理をしないといけないとき、自動車メーカーはその下請け会社にある程度の保証を求めるのだろうか?費用はばかにならないだろう。

それにしてもすさまじいリコールだ。こりゃ大変だぞ。がんばれトヨタ。
でも実際は簡単に作業が済むのかもしれないけれどね。うーむ考えるだけでは大変だと思うんだけどな。