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20万キロは当たり前!タクシーの整備事情に学ぶことは多いということ

会社で飲み会があると、タクシーで帰ることがよくあるんですが、その社内で僕はタクシーの運転手にいろいろな質問をぶつけることがあります。
まずタクシーの走行距離。今までで多かったのが15万キロくらい走っているタクシー。

そんなにタクシー自体に乗る機会が無いからこんなものかもしれないけれど、大体どのくらいまでタクシーは使うのかと聞いたら、40万~50万キロくらいではないかと言っていた。
1年にどのくらい走るのかと聞いたら、1日300kmくらい走るそうで、大体10万キロくらい超えてくることもあるそうです。1年で10万キロも走ってしまえば、5年で廃車になる。

タクシーの整備はどうしていますか?と聞くと、自社に整備工場があるという回答をそのタクシーの運転手がしてくれました。大体ローテーションを組まれていて、整備をされている。
その車両はトヨタのコンフォートでしたが、会社に他の車種があるかと聞いたらないと言っていた。
やはり車は統一したほうが、部品取りの関係でも都合が良いのだろう。

万が一タクシーが故障したらどうするのかと聞いたら、すぐに仲間が救援に来るらしい。
そして走行不能になった車両については24時間体制で整備士がローテーションしているのでトラブルに対処するんだそうです。

1年で10万キロ走るなんて本当に気の遠くなる話ですが、それが日常的に行われている。
タクシーの整備現場というのは、車を長く使うという観点で考えるととても参考になるメンテナンススケジュールが組まれていると思います。

唯一の違いは短期間でたくさんの距離を走ってしまうということだ。こういう使い方をすれば、ゴム部品の経年劣化はあまりおこらないだろうなと思った。