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冬場でよく起こるウォッシャー液が出ない原因は厄介だ

今日、代車の車検整備を行っていたらあることに気がつきました。ウォッシャー液が出なかったんですよ。
最初はモーターか?とおもった。でもフロントもリヤもどちらもでない。スイッチを使ったときに電気負荷はかかっている・・・。

冷静に考えたら一発で分りました。あ、今日は正月休み明けで一発目の動作だと。これは間違いなく凍っている。
ということ。ウォッシャー液が凍って動かないときって、ちょっと分りづらい。でも冷静になって考えるとよく分かるんですよ。車検のときは必ずウォッシャーが作動しないと検査には通らないので、直さないといけない。
凍ったウォッシャーを溶かすのも大変。お湯を注いだくらいじゃ駄目。ウォッシャーモーターは一番下に供えついていて、そこまでたどり着くまでにお湯は水になる。

エンジンの熱で溶かすなんてことも駄目。今回は特に急ぎでもなんでもなかったので、放置をしてひたすら解けるのを待ちました。そうしたら、気温が結構上昇してきたので
お昼を食べた後はきちんとウォッシャーが出るようになっていました。

ウォッシャー液って凍るんですよ。ある程度濃度を上げておかないと。代車はあまり整備に経費をかけられないという理由があるのもあって、夏に水をウォッシャーに補充されて放置されていたんですね。
水を入れて凍ったウォッシャーは殆どを空にしてから、ウォッシャーをあるていど希釈した状態で入れる。
きちんと混ぜてから入れないと、なかなか混ざりきらずに翌日に凍っていたなんてことも良くあります。
混ぜてからいれるのが一番ベストじゃないかなあと。

どうにも凍ってしまったら取り外して溶かすのが一番かなと思います。でもウォッシャータンクが見えるところにある車は良いけれど、フェンダーライナーの上とか見えないところにある車は大変ですよ