クラウンのとある事例を紹介します。
AWS210のクラウンです。
この車、ナビやら空調やらを全てタッチパネルで操作します。
モニターが2つあるんです。
上がナビ。下の液晶がヒーターコントロールです。
ご覧の通りです。
実は先日この画面が真っ暗になってしまったという相談を受けました。
画面が真っ暗でタッチしても当然なんにも反応しない。もちろん作動もしない。
つまりナビも使えないし、空調を操作することさえできない。なんならデフロスタが使えないということになって車検だって通らなくなってしまう。
修理の見積もりをトヨタに相談したんです。すると、なかなかすごい金額だったんです・・。
修理のケースは3パターン。
モニターがダメになってるか、ハードディスクがクラッシュしているのか、それとも本体がダメなのか?
一番多いパターンはハードディスクのクラッシュ。
ハードディスクの交換で10万円かかります。
で、その次はモニター。モニターは13万円。
問題は本体そのものがダメになっていたら。本体はなんと54万円に上るそうです。
相談を受けたクラウンはハードディスクだったので、10万円でもほっと胸を撫で下ろしてしまいました。
やっぱり空調などは物理ボタンである方が操作性もいいし、値段的にも望ましいと思いました。割とハイテクな電気自動車とかって、大きな液晶がついてる車おおいじゃないですか?
寿命が未知数ですよね。ナビが使えないくらいなら我慢できるけど、空調はだめですね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。