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ルームランプのドアスイッチ

本日点検で預かってきたムーブ

お客さんよりご用命で

「走行中にルームランプが光ったり消えたりする」

というものを受けてきました。

このルームランプが光ったり消えたりというのは、
ルームランプのモードを
ドア開閉モードになっている状態の時とのことです。

怪しいのはドアですね。

実際お客さんの家から、職場まで乗ってきた中で、
一度だけ症状が起こりました。

予測どおりがたがた道で起こりました。

ルームランプのドア開閉モードというものは
ここがスイッチになっております。

通称ドアスイッチ、もしくはカーテシスイッチ


ドアを開けると、大体こんな黒いスイッチがついていますよね?
これがドアの開閉を感知しているセンサーです。


ドアが開いている時


閉じているとき

ドアが閉じているときは、ドアでこのスイッチ自体を押しています。
中はこうなっております。


ネジを外して

よっこらせっと


黒いブーツを外すと、スイッチ出現


ぽちっとな。

この白いスイッチ部分は、動きがスムーズでないといけません。
なので、ここにはグリスが塗ってあって、スムーズにボタンが動くようになっております。

スイッチの黒いブーツが破けていると、グリスが飛び出て
スイッチにごみがたまり、動きが悪くなる症状がでます。

だから給油をしてやると結構よくなります。

でも今回のトラブルは走行中に明かりがつく。

というものですね。
答えはわかっているんですが、もう一つ似たような症状として

スイッチのアース不良があります。

取り付けのネジが緩んでいたりするとよく起こります。

今回は、ハッチに荷物を積みすぎていることが原因でした。
ドアの内側はボコボコでした。

ドアラッチを少し調整して、ハッチ自体を少しおくまで入るようにして、
スイッチがあたるドアの部分に、クッションゴムを自作して貼り付けて終了。

これで多少ハッチがゆすられても問題ないぜって感じ。

今回はちょっと珍しい整備でした。