ルームランプのドアスイッチ

本日点検で預かってきたムーブ

お客さんよりご用命で

「走行中にルームランプが光ったり消えたりする」

というものを受けてきました。

このルームランプが光ったり消えたりというのは、
ルームランプのモードを
ドア開閉モードになっている状態の時とのことです。

怪しいのはドアですね。

実際お客さんの家から、職場まで乗ってきた中で、
一度だけ症状が起こりました。

予測どおりがたがた道で起こりました。

ルームランプのドア開閉モードというものは
ここがスイッチになっております。

通称ドアスイッチ、もしくはカーテシスイッチ

door-sw1
ドアを開けると、大体こんな黒いスイッチがついていますよね?
これがドアの開閉を感知しているセンサーです。

door-sw2
ドアが開いている時

door-sw3
閉じているとき

ドアが閉じているときは、ドアでこのスイッチ自体を押しています。
中はこうなっております。

door-sw4
ネジを外して
door-sw5
よっこらせっと

door-sw6
黒いブーツを外すと、スイッチ出現

door-sw7
ぽちっとな。

この白いスイッチ部分は、動きがスムーズでないといけません。
なので、ここにはグリスが塗ってあって、スムーズにボタンが動くようになっております。

スイッチの黒いブーツが破けていると、グリスが飛び出て
スイッチにごみがたまり、動きが悪くなる症状がでます。

だから給油をしてやると結構よくなります。

スポンサードリンク

でも今回のトラブルは走行中に明かりがつく。

というものですね。
答えはわかっているんですが、もう一つ似たような症状として

スイッチのアース不良があります。

取り付けのネジが緩んでいたりするとよく起こります。

今回は、ハッチに荷物を積みすぎていることが原因でした。
ドアの内側はボコボコでした。

ドアラッチを少し調整して、ハッチ自体を少しおくまで入るようにして、
スイッチがあたるドアの部分に、クッションゴムを自作して貼り付けて終了。

これで多少ハッチがゆすられても問題ないぜって感じ。

今回はちょっと珍しい整備でした。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする