三菱 EKワゴン H81W タイミングベルト・ウォーターポンプ交換

ミツビシのEKワゴンです。型式はH81W。10万キロということでタイミングベルト一式を交換することになりました。

今回交換する部品は

エンジンオイル

クーラント

補機駆動ベルト

タイミングベルト

テンショナー

ウォーターポンプ

カムシャフトオイルシール

クランクシャフトオイルシール

オイルポンプオイルシール

オイルポンプボディパッキン

エンジンは3G83です。オイルとクーラントを抜いておきます。オイルも交換時期に来ていました。

エアクリーナーのダクトを外す

フロントの右タイヤを外して、フェンダーの奥のカバーを外す

エンジンが見えます。補機駆動ベルトを外します。

オートテンショナー方式です。

クランクプーリーを外す。

オートテンショナーを外します。

下から覗いた図です。ウォーターポンプのプーリーも外した後です。続いて補機駆動ベルトのアイドラーベアリングも外す

オイルレベルゲージも外したらこのような状態です。これは上からエンジンを見ています。

タイミングベルトカバーを外します。

タイミングベルトが見えました。

タイミングを1番圧縮上死点に合わせる。

3G83はタイミングは3箇所合わせます。バランサーシャフトが入っています。

カムのタイミング。

タイミングベルトを外す前に、オイルポンプの12mmのナットを緩めておく。

カムシャフトのスプロケットを外します。

スプロケットを外した図。

奥のベルトカバーも外します。これでカムシャフトのオイルシールが交換できます。

オイルシールは長年立っているとカチカチです。

ウォーターポンプはオルタネーターが接続されているので、ネジを外してオルタネーターを後方へずらしておく。

オイルポンプのスプロケットを外した図。

クランクシャフトのスプロケットも外しました。

ウォーターポンプを外します。クーラントが出てくるので注意

この三菱のウォーターポンプのパッキンが強力なんですよ。

こういった商品を使うのが手かもしれないですね。

ウォーターポンプのパッキンをはがすのが一番時間がかかる作業です。

新しいウォーターポンプ。

パッキンは紙タイプ

ウォーターポンプを組み付けます。

ポンプを組んだらオルタネーターと接続しておく。

カムシャフトのオイルシールを交換。

新品を打ち込みます。36mmのソケットで打ち込むとぴったり。

スプロケットをつけて規定トルクで締め付けます。

続いてクランクのオイルシール

新品を打ち込みます。

オイルポンプはカバーごと外します。

この状態でオイルシールを交換。

ボディのパッキンも交換

オイルポンプはバランサーシャフトのタイミングを合わせているのでマークがきちんとあってるか見ておきましょう。

オイルポンプを組み付けます。

新しいタイミングベルト。回転方向が記載されているものがあるので確認してください。

テンショナーのスプリングが固いんですよ。これ。

マークがあってるかを確認。

カムもあっている。

マニュアルで支持されたところまで回転させて、テンショナーのネジをロックします。

タイミングベルトカバーをつけて

プーリーをつける。

ベルトをかけて復元していきます。

このベルトは長くて、エアコンのところで溝がずれやすいので確認してください。

あとはクーラントとオイルを入れる。クーラントはエア抜きをしてください。

エアが抜けたら終了。

EKワゴンのタイミングベルト交換でした。

各締め付けトルクを記載しておきます。

クランクシャフトプーリー 118±4 N・m

オイルポンプスプロケットボルト 53±3 N・m

カムシャフトスプロケット 89±9 N・m

タイミングベルトテンショナー 26±3 N・m