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エキゾーストノートは昔は甘美な響きだったが、今はマフラーを換えている人は少ないね

エキゾーストノート。いわゆる排気音であります。
このエキゾーストノートですが車によって様々。同じエンジンなら似たような音になってきますが、
やはりボディ形状でマフラーの構造なんかが変わってくるので多少は違うかと。
良いとされるエキゾーストノートはNAエンジンの乾いたサウンド。
ターボは排気を再利用してタービンを回すので、NAよりいい音にはならない。
水平対抗エンジンは互いの振動などを打ち消す為に独特のサウンドになります。
昔VIPカーと称したセダンが水平対抗エンジンと似たようなエキゾーストノートを出すなあと思っていたら、
そういった車には大体V型エンジンが載っていた。

なるほど、バンク角は180度ではないが互いの振動を打ち消しているのだなと妙に納得。
車屋になってからは、気筒数までエキゾーストノートでわかるようになってきた。
単気筒。2気筒、3気筒、4気筒、6気筒、8気筒。
レアな5気筒はまだ聞き慣れてないからイマイチわかりまへん。ボルボのお客様がいるけれど
1台しかないからまだわからない。
僕が好きなエキゾーストノートはテンロクのハチロクや初代ロードスターなどの乾いた4気筒サウンド。
因みにエキセントリック一回転三爆発のロータリーエンジンはエンジンとしてはレシプロよりも
エキゾーストノートは強力です。
みんながキャブにしたがるのは吸気音がかっこいいからですね。
キャブ車でプラグかぶってエンジンがかからないとき、エアクリーナーを外して
アクセル全開でクランキングすることがありますが、この吸気音がかっこいい。
吸気音とエキゾーストノートは車乗りにとって魅力的なサウンドなのでありました。