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日本車のモデルチェンジサイクルが短いのは何故?

日本車と輸入車で引き合いに出されることがよくあるのが、モデルチェンジの時期である。
日本車のモデルチェンジというのは、輸入車のそれよりも短いスパンで行われるのである。
5年を境にどんどんとモデルチェンジを果たしていく日本車に対し、輸入車は10年くらいは
腰をすえて同じモデルで売り続けるというのが珍しくない。
なんで日本車はこんなに早くモデルチェンジをしていくのだろうか?といろいろと考えてみた。
日本人は飽きっぽい民族なのかどうかはわからない。けれど、メーカーは次々に現行モデルを
廃止して、ニューモデルを作っては売る。

そんな中珍しく、モデルチェンジサイクルを10年と長いスパンで決められている日本車がある。
それが日産マーチだ。マーチは10年ごとにモデルチェンジを果たすコンパクトカーなのだ。
そういえば、フィットやデミオ、ヴィッツなどがポンポンとモデルをスイッチしていくのに対し、
マーチはまだ変わっていなかったなと思った。
マーチはもはや成熟しきっているモデルで、もう少しでモデルチェンジを果たされる。
ですが、マーチが売れていないかというとそうでもない。月間販売台数を見てみると、他のメーカーのコンパクトカーには確かに及んでいないが、それでもコンスタントに毎月売れている。
マーチという車は飽きの来ないスタイリングで、いろいろな特別バージョンを用いて10年間売り切る。
これはこれで見習わないといけないかもしれない。
外国の人がよく言うのは、腰をすえてじっくりと車に乗りたい。ということがある。
自分が買った車が2年位したらニューモデルになってしまった。これってあまりいい気はしませんよね。
安い買い物ではないのだから、しばらくは現行モデルとして乗り続けたい気持ちがあるのは当然。
そういった部分をカーメーカーも汲んでもらいたい。
マーチのように他のメーカーも主要モデルで、モデルチェンジの長い車を作ってみたらいかがだろうか?