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納車前の新車がリフトアップしたら錆びだらけだった件・・

車は鉄ものだから仕方がないといえ、結構すごいな・・・。と思った新車を紹介。

納車前にタイヤの組み替えなどをする為にリフトアップしたところ、こんなに錆びてるのか?

百聞は一見に如かずです。

見た感じ、それほどでもないです。しかし、違う場所をご覧ください。

センターパイプ!表面の塗装部分を超えて錆びが発生しまくりです。

もっとひどい車も見たことがあるけれどね。新車のくせに結構錆びてる車があるんです。

地域性にもよってくるでしょうけど。おそらく北へ行くほど錆びがすごいんじゃないかな。

ハブのセンターにも錆びが浮き出ています。

もしこの車が、自分が大枚をはたいて買った車だったらいやですよね。

知らぬが仏とはいいますが、車を販売する側としても心苦しい限りです。

納車前の新車がなぜ錆び錆び?

それではなんで納車前の新車にこんなにまで錆びが発生しているのか?

これは簡単です。車を作られてからどのくらいの期間外に保管していたか?ということの尽きる。

自動車メーカーは車を毎日たくさん生産しています。ナンバーが取り付くまでは、全てが新車扱いです。お客さんから、メーカーオプションをたくさんオーダーされる場合はこうはならなりにくい。

ただ、吊るしの新車を登録すると仕方がない側面があります。

例えば売れ筋グレードの売れ筋カラーというのは、かなりの台数販売が見込めるでしょう。なので、オーダーが入る前にガンガンと生産をする。生産が終わってラインオフされた車は登録まちとなります。

お客さんからオーダーされた車が、生産が終わって登録待ちのラインオフされた車と合致していたらここから振り分けられる。

ラインオフされてからすぐに車両が移動されていけばいいんですけど、空白の時間が長くなればなるほど鉄ものなので錆びていきます。車両保管場所は屋内だけではなく屋外がほとんどです。

僕の地域にもトヨタの車両置き場があります。ナンバーがついてない未登録車がそこに集められて、各ディーラーから割り当てられた個体がレッカーで配送されていく。

当然屋外車両置き場です。雨の日もあれば冬なら雪だって降ります。錆びちゃいます。

防ぎようがないですね。さすがにボディは塗装をしてあるのでそう簡単には錆びませんが、ブレーキローターやマフラーなどはどんどん錆びていきます。

ブレーキローターは一回ブレーキングすればある程度の錆びは落ちますけどね。

新車を買うのならこだわりのオーダーを

それでは、こういう錆び錆び新車を割り振られないようにするにはどうすればいいか?これは簡単です。

自分なりのこだわりオーダーを入れておけばいい。何もオプションオーダーを入れていない場合だと、その辺に止まってる新車置き場の新車を割り振られてしまうかもしれない。

だけど、新車のメーカーオプションを取り付けるとする。

メーカーオプションっていうのは、車を製造する段階で取り付けるオプションパーツです。これに対してディーラーで取り付けるオプションがディーラーオプション。

ディーラーオプションは新車から後付けできる。だけどメーカーオプションって、車を製造する段階で取り付けていく。

つまり、ある程度のオプションを入れておくと、製造段階から行わないといけない。わかりやすいのが建売の新築を買うか、それとも土地を買ってそこに自分でオーダーをする新築物件かということ。

自分でオーダーした、1台しかない自分スペシャルの新車なら出来上がったらすぐに販売ディーラーへ運ばれていくので、屋外保管の時期が短くなります。

吊るしの新車は錆びてる可能性が高い。当然新古車はさらに錆びてる可能性があります。