車検班と一般整備班

本日は整備工場の内部の話をしたいと思います。
あまり知られていないことかもしれませんが、ある程度の人数がいる整備工場では整備士が数人在中しているので、班別に分けているケースが良くあります。
どのように分けるかというと、車検班と一般整備班。
車検班はその名の通り、車検を主に行う部隊です。車検は24ヶ月点検になるので、12ヶ月点検
などと比べて、1台にかかる時間が長い。お客様の御用命などがあったり時には重整備などが含まれていたりします。それらをこなすのが車検班の仕事。

車検班と一般整備班

そして一般整備班ですが、こちらは即日納車の12ヶ月点検や6ヶ月点検、それにオーダー整備や故障修理をこなす部隊です。各種の点検は車検に比べて時間は早く終わるしさほど時間がかからない部分があります。
ですが、オーダー整備や故障修理を行うのはなかなか大変。お客さんがこれだけをしてくれという要望、それとこういう症状で壊れてしまったというのをピンポイントに修理していかないといけません。
ボクの会社もこの2つに大別されています。ボクは車検班ですが、恐らく来年は車検班ではなくフロントに上がるか、営業に上がるか、はたまた一般整備部隊にあげられるかとなります。

車検は、2日頂いて作業を基本に行います。なので、上司の目が届きやすいというところがあるので
新人がよく配属される部隊です。作業指示書を見て、それらの整備をこなせばいい。なので車検班にはベテランが1人いればとりあえずいいわけです。その人が受け入れ検査や中間検査を
部下のものを行えば問題なし。
一般整備は逆に目が肥えた整備士じゃないと、クイックに対応が出来ないため、ある程度場数を踏んでいる整備士が担当します。車検整備が一通りできるようになったら一般整備というのが
うちの工場の流れでしょうか?
整備工場でも班に分けて行動しているなんかなかなか知らなかったでしょう?
ちょっと内部の事情でした。

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