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整備の仕事とプライベート

好きなことは仕事にするなとはよくいったもの
好きなことはプライベートで。あまりその世界を知りすぎると良くないんだからということでしょうか?
我が社では最近は自分の車両を持ち込んで整備するのが余りいい目でみられなくなってきました。
僕はもう数年前位から会社で自分の車を整備はしないようにしてきています。
やはり上司の目もあるからね。車検の時だって殆ど何もやらない。下回りの洗浄と塗装。それとブレーキオイルの交換位ですね。あとは全てプライベートで自宅にて整備作業をしています。

会社にはタイヤはおろか自分の車の私物は何もありません。
何気に僕はプライベーターなんですよ。タイミングベルトの交換位なら自宅で十分事足ります。
プライベートで車いじりをしていると思わぬ苦戦を強いられることがたくさんあります。
しかしそれがいい経験になったりもするんですよ。同僚は文明の利器に慣れ親しんだせいもあり、
リフトが開いていないと作業ができない時も見受けられます。
が、僕は大型だろうが何だろうがリフトがない場合はサッサとウマをかけて持ち上げて整備しています。
大型はリフトに上がらないものもたくさんある。クリーパーで下に潜っての
整備なんか体がふつうに当たり前になっています。
何故なら自宅ではいつもこのスタイルだからだよふふふと。
出張修理なんかも僕は得意。なんとか応急処置を施して工場に入れるのもプライベートで
道具も設備もない作業をしているから。
僕の中の整備士って頭のどこかにウマをかけてクリーパーに寝そべって真っ黒になって
整備しているというイメージがあるからかもしれない。
好きなことは仕事にしてはいけないは僕にとっては正論ではなかった。
技術も磨けたしいろいろ学べた。この仕事をしていて良かったなとつくづく思います