車の鍵を全部換えてくれという依頼。その真意はいかに?

先日、一風変わった修理依頼をいただきました。それというのも、鍵を全部換えてくれ。
という依頼。車両はスバルのサンバートラックで、鍵を全て交換するとなると、運転席、助手席、メインのキーシリンダーの3つになります。
これを全て交換してくださいという依頼。理由をそれとなく聞いてみると、メインの鍵をなくしてしまったということらしい。

しかも鍵のキーホルダーには車のナンバーを書いたプレートが付いていたということで、誰かに拾われて、盗難にあったら困るというのが理由。

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なるほどと思った。けれどそれは相当確立が低い盗難じゃあないかなあとも思った。
部品ではキーセットというものが設定されていて、全てのシリンダーに新しい鍵を2本ついているものがある。
この値段が13000円ちょっとだった。
これに工賃が2時間かかってくるわけである。

合計で3万円近い修理となるわけだ。
もし何なら運転席と助手席のキーシリンダーだけ交換するという方法もあった。これはこれで値段はお安くなるけれど、エンジンをかける鍵は別になってしまう。結構こういったお客さんがいるけれど、やっぱりこれは不便だ。
ということで、キーセットの交換をすることにしました。やはり新しいシリンダーと鍵は違う。
カチッと動きが決まる。欲を言うと、これで鍵が減る前にスペアキーを何本か製作しておくのが良い。
マスターキーが減った状態でスペアを作ってもシリンダーとのかみ合いはよくないからだ。
スペアキーを作るなら新しいうちのほうが良いのである。

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