今日はちょっと力業です。
駆動系が壊れてしまったアトレーのフロントデフと
ATを載せ換える仕事です

アトレーS230G

まずはフロントデフからアタックです。タイロッドとストラットの結合を切る。
ロアアームはそのまま。この状態でなんとかデフを抜く

フロントデフ

プロペラシャフトとドライブシャフトを抜いてデフをフリーに。あとはマウントを外すだけ

外れたデフ

中古品に載せ換え

続いてミッションです。ATFを抜く。
セルモーターも外すので、バッテリーのマイナス端子を外す。あとスロットルにATから出ているワイヤーが取り付いているので、それも外す
トランスファーのギヤオイルも抜いておく

プロペラシャフトを外す

エンジンマウントをつなげているこの横のバーを外す必要があります。
若干エンジンが下がるけれど、マウントが外れきったわけではないので大丈夫
サービスカバーを外して、トルコンとクランクの接合を外す。3本。14mm

ATのクーラーパイプからホースを外す

セルモーターとインヒビタのワイヤーを外す

ミッションジャッキにあてがって、ミッションを抜く。
アトレーはリングギヤがトルクコンバーターについている

結構ややこしい。縦置きの癖に

エンジンをつっぱりぼうで支えています

中古ミッションを載せて終わり。

というわけで、アトレーS230GのフロントデフとATの載せ換えでした。
指数表ではフロントデフの交換2,5時間
ATミッション載せ換えはターボの4WDで4,2時間です
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。