マツダ3とCX-30のリコールは早めに受けたほうがいいべし!急ブレーキがかかる可能性あり

スタイリッシュなマツダ3ですが、リコールがちょっと前に発表されました。

リコール内容を見ると、この手のリコールはたまに見かけるものの早めに作業を受けておいたほうがいいので取り上げてみます。

マツダ3のリコール作業はどんな内容?

今回出たばかりのマツダ3にリコールが発表されました。その内容はどのようなものか?改善対策とリコールの両方が出ています。

まずはリコール。こちらはアイドリングストップにかかわるものです。

① エンジン制御コンピュータにおいて、燃料噴射制御プログラムが不適切なた め、燃焼室に大量の燃料蒸発ガスが流れ込んだ際に、インジェクタによる燃 料噴射量を正しく制御できないことがある。そのため、燃焼に必要な燃料噴 射量が不足し、最悪の場合、低車速時にエンストするおそれがある。

② エンジン制御コンピュータにおいて、アイドリングストップ後の再始動制御 プログラムが不適切なため、アイドリングストップを判別するためのエンジ ン停止判定処理が遅れた場合、アイドリングストップ後にエンジンが再始動 しなくなるおそれがある。

国土交通省HPより引用

そしてこちらは衝突軽減ブレーキに関する改善対策です。

車両制御コンピュータにおいて、スマート・ブレーキ・サポート(SBS)の制御プログラムが不適切なため、S字路の路肩に停車した車両や大きな道路標識などを正しく認識できないことがある。そのため、衝突の可能性がないにもかかわらず障害物との接近を知らせる警報音が鳴り、ディスプレイに警告表示が出て、最悪の場合、衝突被害軽減ブレーキが作動し、急制動がかかるおそれがある。

国土交通省のHPより引用

つまり、アイドリングストップからの再始動ができなかったり、衝突被害軽減ブレーキが誤作動してしまうというもの。

通称自動ブレーキというものは、各メーカーによって性能も制御もまちまちです。カメラを使っていたりレーザーを使っていたり、レーダーを使っていたり。

マツダ3に搭載されている自動ブレーキは国産の中ではかなり性能が高いものになります。衝突軽減ブレーキは場合によっては誤作動を起こすことは少なからずあります。

ですが改善対策に踏み切ったということは、修正しないとマズイレベルなのでしょう。

いずれにしても、アイドリングストップからの再始動ができなかったり、走行中にいきなり自動ブレーキ制御がはいって急制動を起こす可能性があるということです。

リコール作業はプログラムの書き換え

リコールの作業は制御プログラムの書き換えということになります。この手のリコールはディーラーでしかほぼ受け付けない内容です。

何か軽微な部品を交換するといったリコールの場合、ディーラーから業販店へリコール部品を供給してくれることがあります。

ディーラー以外でもリコール作業ができるということですね。こういったプログラム書き換え系というのは、ディーラーの診断機を使わないと駄目。

もしマツダディーラーで車を買っていない場合、業販店に連絡して予約を取り次いでもらってください。

調べてみたら同時期に販売されているCX-30も同様のリコールが出ています。

該当の車体番号の車に乗っている方は早めにリコール作業を受けてください。

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