テスラが庶民に普及するとき、自動車整備は大きく変わる

これから車の動力源としてメインに台頭してくるのは間違いなくEV。

EVで頑張っているメーカーというと日産になってきます。ですが、日産はEVではパイオニアだったけれど後発組にもどんどん追いつかれてきてしまってます。

今年新型リーフが登場するけれど、ここでどの程度の進化を出してくるか?現行リーフではバッテリーが交換できないというオーナーたちの不満があります。確かにEVって、バッテリーがへたってくると航続距離がさがってしまう。

スマホのバッテリーと同じです。スマホの買い替え理由のNO.1となるとバッテリーの持ちじゃないですかね?スマホは車よりは値段が安いので買い替えと踏ん切りがつきます。

車になるとバッテリーがへたってきたから、車を交換!なんて簡単にはいきません。

テスラのモデル3が台風の目になる

今一番ノリに乗っているEV自動車メーカーといえばテスラ。とうとうテスラが庶民にも手がでやすいモデル3という車の納車開始準備を始めた。

テスラのモデル3に関する記事を読んでいて、これは整備っていう物自体が変わるな・・・。と感じました。

まずテスラ車は常時インターネットに接続されているということ。

それぞれのテスラ車はすぐにテスラディーラーやカスタマーセンターにモニタリングできる状態にあるということ。簡単にいうと、従来の車がエンジンチェックランプがついた時、整備工場にいって診断機をつないでもらうでしょう?あれが遠隔でできてしまうということですね。

お客さんがエンジンチェックランプ点灯で来店して、そのコードを読む。もし走行に問題のないセンサの故障だったらそのままとりあえず乗っている。という選択肢も出てきます。だけど、そこに至るためには一度は整備工場に行かないといけない。

おそらくテスラではこれら一連の動作を遠隔で行うため、チェックランプが点灯したらすぐにドライバーにアドバイスができる。対応がメチャクチャ早くできる。これは大きなアドバンテージですね。

電気自動車の故障診断というのは、エンジン車のものとは大きく違ってくる。そのほとんどはダイアグノーシスを活用すれば、迅速に原因の追求ができる。

テスラの場合、ディーラーとユーザーとのやりとりを遠隔で行い、故障している部品を特定したらすぐに現場へ急行。サービスバンでその場で修理。

そんな整備スタイルも用意しているという。ただ、これを円滑に行うには結構な訓練とシミュレーションを繰り返し技術を習得しないといけない。

テスラモデル3が日本を走り出す頃には、自動車整備と言う物も大きく変わってくるのだ。EVの普及率が増えれば増えるほど、町工場が大きな岐路に立たされてくるんじゃないかな。

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