結局のところ、エンジンオイルは夏や高負荷時には粘度アップがいいという話

車好きにとっては、一番面白いと思えるのがエンジンオイルの話。

エンジンオイルといえば、それこそ車の種類より多いんじゃないかなと。それくらいいろんなメーカーからたくさんのオイルが販売されています。

同じブランドでも粘度が違ったり、グレードが違ったり。

どれを選んでいいのかわからないので、あまり車のことが好きでもなくて乗れればいいやという人は、

「オイル交換お願いします」

とだけ伝えて来店されます。

ちょっと詳しい人は

「どんなオイルがあるんですか?」

からスタートしてきます。

基本的に現場の整備士が介入してオイルを選んでいくので、間違った選択はしないのですが。この前GMがエンジンオイルに関してリコールを出しました。

GM は 2021〜2024 年モデルの 6.2L V8 搭載車を約 60 万台リコールしました。異常なエンジン摩耗と破損が問題視され、修理済み車両には 高粘度オイルへの変更(0W-20 → 0W-40 など) が推奨されるケースが出ています。これは粘度・潤滑保護不足がダメージに影響したと解釈されている。

僕もオイルは大好きで、いろんな銘柄のものをたくさん試してきました。

前に乗っていた車でバモスとアクティがあるんですが、おなじエンジンが乗ってます。当時のバモスは5W-30指定で、アクティはそのずっと後に中古で買ったので、0W-20のオイルが使えるようになっていたんです。

では、ということで自分が乗ってる車で、あえて0W-20を試してみたこともあります。自分が乗ってる車は5W-30が指定です。それにあえて0W-20を入れてみたりしたんです。

結果、日本の街乗りで使うにはそこまで不具合は出ないんだろうけど、長期的に高負荷をかけるとどうだったのかなって。

いうまでもなく、オイルの粘度が高いほど油膜が厚くなります。

粘度が高すぎたり、低すぎたりするとどんな問題が起きるのか?

❌ 粘度が「高すぎる」場合(例:0W-20指定に10W-40)

起こること

  • 冷間始動時にオイルが回らない
  • クランク・カムがドライ状態に近くなる
  • 油圧が立ち上がる前に金属接触

結果

  • カムシャフト摩耗
  • メタル(クランクベアリング)摩耗
  • エンジン始動直後の「ガラガラ音」

🇺🇸 実例

  • 米国の古いトヨタ・ホンダで「燃費対策の0W-20指定を無視して高粘度を入れ続けた結果、10万マイル前後で異音→OH」という報告が多数(整備フォーラム)

❌ 粘度が「低すぎる」場合(例:5W-30指定に0W-16)

起こること

  • 高回転・高温時に油膜が切れる
  • シリンダー壁・ピストンリング保護不足

結果

  • オイル消費増大
  • 圧縮低下
  • 最悪、焼き付き

どちらもいいことはないんですよね。

一番いい方法は、やはり年に2回オイル交換を実施したとして、夏は粘度をあげてやること。

とくに高速道路を走る機会が多かったり、山道を負荷かけて乗ることが多い使い方をする時は粘度をあげた方がいいと思います。

自分の家のシエンタも今後は0W-20から5W-30を入れていこうと。低粘度オイルを入れないと燃費が悪くなるっていうのは、そこまで影響してこないんですよね。

それよりも使い方の方が燃費に左右しますので。暖機時間が長ければ長いほど燃費は当然悪くなります。

燃費を気にするのであれば、一度客観的に自分の運転や使い方を見直してみた方がいいねと。

街乗りならとりあえず安定の5W-30ですかね。安いですし。

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