車が古くなってくると、どうしても大物パーツが壊れてきたりします。
例えば、オルタネーターやセルモーターなど。新品で購入するとかるく5万円はかかってしまう。そんな時の選択として、リビルト部品があります。
リビルト部品は、いわゆる大物部品を一旦分解して、必要な部品のみ新品を使用して組み上げてある保証付きの部品。
相場は純正部品の約半額ぐらい。
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2022/06/A29F7F33-F1CA-4CE2-8A34-E8F1EBDEFC8F.jpeg)
雪国では、錆の進行が早くて思っている以上にセルモーターがすぐに壊れます。
ブラシの残量はまだ残っていても、全体的な錆による導通不良。
こんな時はリビルトが使える。
さらに古くなってきたこんな部品。
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2022/06/96B0790A-35DD-420E-A627-FE01B656E1CE.jpeg)
エンジン不調の原因としてディストリビューターです。
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2022/06/5CCCA416-0459-403A-AED8-6084E80A0299.jpeg)
もはや今の車には使っておらず、交換できる部品も限られてきています。
キャップとローターくらいしか主に交換することができません。
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2022/06/EF0497A9-C2BB-44EB-8E03-102EB89B8315.jpeg)
ディスビはカムシャフトから動力を得ています。シールはされているものの、劣化してくると内部へオイルがまわってくることも。
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2022/06/0C7F3097-2277-4877-A106-660EE6B54203.jpeg)
新品だと5万円オーバーです。
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2022/06/D98AC8A9-F222-4A4A-A048-0696CB87AC04.jpeg)
こういう部品もリビルトパーツがお勧めです。
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2021/05/45F5771A-8BC4-4B37-A2A1-FE0601A971C7.jpeg)
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2021/05/138B4C69-2EED-46CD-B8FC-F6C097060CBB.jpeg)
ワゴンRなどで、エンジンが不調の時、ISCの不良が多いのです。
その時に、リビルトだとスロットルボディとISCの両方がついてきます。
一番最悪のパターンはエンジンの冷却水がISCバルブのエアバイパス通路に流れて、バルブがショートすることもあります。
それが原因でISCコイルの逆機電力によってECUがパンクしてしまう二次災害。
この手のワゴンRはISC、ECU、スロットルボディと交換したくなります。
しかし新品部品をオーダーするとかるく7万円近くするんです。
これが半額程度でISCとスロットルボディの両方が保証付きで付いてくるので、活用すべきです。
リビルト部品にもあたりはずれはありあますが、ターボチャージャーやドライブシャフトなども新品ではなくてリビルトがお勧めです。
![](https://www.team-mho.com/wp-content/uploads/2019/10/apple-touch-icon-1.png)
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。