車検で入庫してきたヴィッツ。
車検整備の受け入れで見積もりを作成し、お客さんに了承をとって無事に整備終了。
完成検査時に検査員から
検査員「これ多分次回の車検はガラスを交換しないと通らなくなってるかもね」
というセリフ。
どこのガラスのことを指しているのかと、確認してみたら納得。
運転席・助手席のドアガラスです。
どうして車検が通らなくなるのか?
こちらをご覧ください。これは車の内側から外へ向けて撮影した写真です。
なんだか砂模様みたいなものが見えますよね?
全体的にまばらに砂模様。
下の方はそうでもないけど、上の方は結構ですね。
実はこれ、トヨタで保証延長を出しています。
「紫外線吸収膜」または「紫外線および赤外線吸収膜」をコーティングしたフロントドアガラスにおいて、洗浄力の強いガラス洗浄剤の使用後に紫外線の影響を受けると、コート膜が損傷し白くかすむことがあります。
当該現象が発生し修理をご用命の場合、下記の通り無料にて修理対応致します。トヨタHPより引用
通常3年6万キロから、新車登録してから9年へと保証延長されています。
AGCというメーカーが作ったドアガラスですが、UVUとかの刻印がはいってます。
このヴィッツのガラスはまさにそれで、該当の症状が進行していました。ではなぜ車検に関係が出てくるのか?
フロントガラス・運転席助手席フロントドアガラスのフィルム施工は違法ではありませんが、 フィルムを貼付けた状態で可視光線透過率70%以上が必要になります。
この可視光線透過率がガラスが劣化することでまさかの70%を切ってくる可能性があるからです。
ここまでくすんでくると確かに信ぴょう性がありますよね。
助手席は大丈夫でした。
トヨタはまだ保証延長出してるからいいものの、ホンダなどは出してないので、実費での交換が必要になります。
ちなみにこのヴィッツの場合、50900円がガラス代になります。ここに工賃を入れると、多分片側7万円くらいかかってくると思います。
新車装着されたUVカットガラスがまさかの劣化で車検落ちする。
こんなことが実際に起きてきています。
できることなら、車を外にとめるのをやめて延命させるくらいですかね・・・。今僕が乗ってる車もまさにこのガラス問題を抱えてますが、今のところ大丈夫そうです。
ヘッドライトのくすみも問題になるし、ドアガラスの透過率まで心配しないといけないなんて、その辺なんとか救済措置を出してほしいですよね・・
シートカバーでブロックする?
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。