整備工場のフロント業務

少し大きな整備工場になってくると組織化されてきます。
それぞれ役割分担を決めたほうが効率がいいからですね。大別するとサービスと営業と事務。
巨大な工場になると、集宅配業務もあります。これは車両を納車引き取りするということ。
サービス部隊の整備士には、車検整備、一般修理部隊、板金部隊、塗装部隊。
そしてサービスフロント業務。
このフロント業務というのはかなり精神的にキツい仕事であります。僕の会社も板金は
外注ですがフロント業務はあります。

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フロント業務はクイック対応と窓口、お客様とのやりとりや
集金までいろいろなことを総合的に行います。
特にお客様と第一線で接するため、苦情をいわれることやイヤミなどを言われてしまうこともあるということ。
それらを自分でまず受け止めて、クッションを置いて担当整備士に伝える。大きな工場になると、
整備士がお客様と直接接っすることが少なくなり、作業にスキが出ることもあるかもしれません。
僕はもともと接客業をしていて、そういう整備士には絶対になりたくないので
自分で引き受けた仕事は自分でなるべくやらしてもらう。
その時、実際に見積もりを出して、金額を提示して了解を得て作業を責任もって行う。
その時金額などで厳しいことを言われることもあるかもしれない。ですが会社の方針で
決定された金額で納得してもらうまできちんと説明する。
そうして得た仕事というのは例えオイル交換だけだとしても、ものすごく重みのあるオイル交換になる。
特に僕はいつかは会社を出て独立を考えているので、いつでもストレートで本気であります。
フロント業務って人間性とかいろいろなことが絡んでくるけれど、
自分で仕事をとるという重みを噛み締めて作業する整備士になりたいと思います。
フロント業務って大変ですよ

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