三菱アウトランダーPHEV、1万3226台をリコール!バック時に映像が表示されないおそれ

三菱アウトランダーPHEVに、新たなリコール情報が出ています。

今回の対象台数は13,226台。

アウトランダーPHEVといえば、三菱を代表するPHEVであり、街中でもかなり見かけるようになった車です。

それだけに、オーナーの方は一度自分の車が対象になっていないか確認しておいたほうがいいと思います。

今回の不具合は、ナビゲーションシステムに関するものです。前回も似たようなものが出ましたね。

消費者庁のリコール情報によると、対象となるのは2024年10月14日から2026年2月16日までの製作期間に含まれるアウトランダーPHEVで、計13,226台とされています。

対応開始日は2026年8月20日です。

今回のリコールはバックするときに関係する

今回注目したいのが、不具合の分類です。

「後退時車両直後確認装置、後写鏡等(ナビゲーションシステム)の不具合」

となっています。

昔の車なら、バックするときはドライバーが後ろを振り返ったり、ミラーを確認したりするのが当たり前でした。

もちろん今でも目視確認は絶対に必要です。

しかし最近の車は、リヤビューカメラなどの映像も安全確認を補助する重要な装備になっています。

僕も整備の仕事を長くやってきましたが、昔と今では「モニター」の意味合いがかなり変わったと感じます。

昔ならナビの画面が映らなくても、

「ナビが壊れたのかな?」

くらいで済んだかもしれません。

ところが今は違います。

ナビ画面にバックカメラ、アラウンドビュー系の映像、各種車両情報など、いろいろな機能が集約されています。

つまりディスプレイの不具合が、安全確認にも関係してくる時代になったということです。

1万台を超えるので対象車は要確認

今回の対象は13,226台です。

決して少ない台数ではありません。

ただし、ここで注意したいのは、

「自分のアウトランダーPHEVの年式が近いから、必ずリコール対象」

とは限らないことです。

リコールは車台番号などによって対象範囲が決められています。

同じ車種、同じ年式でも対象になる車とならない車が存在することがあります。

そのため、最終的にはメーカーや販売店などで車台番号を使って確認するのが確実です。

最近の車は「電気的な不具合」の影響範囲が広い

今回のリコールを見て改めて感じるのは、車の電子化がものすごい勢いで進んでいるということです。

昔の整備では、

エンジンがかからない。

異音がする。

オイルが漏れる。

ブレーキがおかしい。

こういった、比較的「機械」に近い故障が中心でした。

もちろん今でもそうした故障はあります。

しかし現在は、それに加えてソフトウェアや通信、カメラ、ディスプレイ、各種ECUなどが複雑につながっています。

ひとつのシステムに問題が発生したとき、昔より影響する範囲が広くなっているんです。

PHEVならなおさらです。

エンジンだけで走っている車ではなく、駆動用バッテリー、モーター、インバーター、充電システム、各種制御コンピューターなど、多数のシステムが連携しています。

整備する側にも、昔とは違った知識が必要になっています。

バックカメラがあるから目視しなくていい、ではない

そして今回の話からもうひとつ伝えておきたいことがあります。

バックカメラが付いている車でも、カメラだけを見ながらバックするのはおすすめできません。

カメラには死角があります。

レンズが汚れていることもあります。

雨や雪で見えにくくなることもあります。

そして今回のように、装置そのものに不具合が発生する可能性だってあります。

最終的に安全を確認するのはドライバーです。

ミラー、目視、カメラ。

使えるものを全部使って確認する。

僕はこれが一番だと思っています。

アウトランダーPHEVのオーナーは一度確認を

今回のリコールは2026年8月20日から対応が始まっています。

対象となる製作期間は2024年10月14日から2026年2月16日までで、対象台数は13,226台とされています。

該当する可能性があるアウトランダーPHEVに乗っている方は、一度確認してみてください。

リコールは「壊れてから直す修理」とは少し意味が違います。

メーカーが不具合を認識し、対象車について必要な対策を行うものです。

「今のところ普通に使えているから大丈夫」

ではなく、対象ならきちんと対策を受けておく。

これが大切です。

車はどんどん便利になっています。

その一方で、一見すると単なるナビやモニターの不具合に見えるものでも、安全装備にまで影響する時代になりました。

今回のアウトランダーPHEVのリコールも、まさに今の車らしい不具合のひとつだと思います。

バックカメラは汚れているだけでも見えにくくなる

バックカメラは正常に作動していても、レンズに泥や水滴、雪などが付着すると一気に見えにくくなります。

特に雨の日や冬場は、モニターを見たら「なんだか白っぽい」「ぼやけて後ろがよく見えない」ということもあります。

そんなときは故障を疑う前に、まずカメラのレンズを確認してみてください。

僕なら洗車のついでにカメラ周辺もチェックします。

レンズの汚れを落とすためのクロスやクリーナーを車内にひとつ積んでおくと、意外と便利です。

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