2026年11月5日、スズキはスペーシアのサービスキャンペーンを発表しました。

今回、驚くのはその対象台数です。
なんと全国でわずか1台。
不具合の内容は、右フロントストラット内部のベアリングプレートが欠品しているというものです。

対象車両は?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車種 | スズキ スペーシア |
| 型式 | 5AA-MK94S |
| 車台番号 | MK94S-422968 |
| 製作日 | 2026年6月5日 |
| 対象台数 | 1台 |
| キャンペーン開始 | 2026年11月6日 |
どんな不具合なのか?
スズキによると、製造時の組立作業が不適切だったため、右側のフロントストラットベアリングプレートが取り付けられていないとのことです。
ストラットは、スプリングやショックアブソーバーなどで構成される足回りの重要な部品です。
ベアリングプレートは、ステアリング操作に伴うストラットの動きを支える役割があります。
この部品がない場合、構造によってはハンドル操作時の異音や動きの違和感などにつながる可能性があります。ただし、今回の対象車で実際にそうした症状が発生していると発表されたわけではありません。
改善措置は、右フロントストラットASSYを良品に交換するというものです。
作業は無料で実施されます。
整備士として気になるところ
長年整備の現場に携わってきましたが、対象台数が1台というサービスキャンペーンは珍しい印象です。
大量生産される自動車でも、製造工程で部品が欠品するケースがあるということですね。
しかも今回は足回りの内部部品です。外から眺めただけでは分からない部分なので、メーカー側で対象車両を特定し、対応できることは重要だと思います。
対象となるユーザーには、ダイレクトメールなどで案内されます。
たった1台でも正式にサービスキャンペーンを実施する。 今回はそんな珍しい事例でした。
出典:スズキ公式|スペーシアのサービスキャンペーンについて(2026年11月5日)
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。

