バンパーは年数経つと、色付き部品設定がなくなる

車の外装部品ですが、今はかなり細かく部品設定があります。

具体的に言うと、バンパーやドアミラーのカバーなどはそれぞれの色を塗装した状態で部品設定されています。

色つきで部品がでると便利なのが、板金に塗装をお願いしなくてもいいということ。 整備士が部品を交換するだけで板金と同じように綺麗にできる。これが最大のメリットです。

当然板金であっても、樹脂製の部品をパテをもったり塗装したりするとコストを下げることができても時間がかかります。部品をポン付けで交換するのはすぐ終わるけど、脱着してパテで形を整える。そして塗装をして焼き付ける。バンパーの修理が終わったらとりつける。

この2つの工程でどちらが時間がかからないかなんかは明白です。

ただ、塗装済み新品パーツを交換するデメリットもあります。それは年数が経過した車だと、ボディの色が色あせていることが多い。そこに新品のバンパーなど。これは色が明らかに違うのがわかります。板金で塗装をするときは、色をぼかしながら合わせていくので違和感はないんですけどね。

便利な色つきパーツですが、ある程度の年数がたつと部品設定を打ち切ってしまいます。

これは当然ですよね。特に製造終了している車などはこれ以上台数が増えるわけではないから。使われる部品も減っていく。そこにきて各色ごとに部品を設定していたらメーカーとしてもコスト的に厳しいですからね。

なので、色つきがなくなってしまったら板金に塗装をしてもらわないといけないのです。

軽トラとかバンとか、仕事で使われている車なんか色つきバンパーは便利だったんですけどね。時間がたつとやむを得ないですね。

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