異音が出て止まったアクティのブロワモーターを分解、検証したら納得の事実

先日ですが、アクティのブロワモーターから異音が出てとうとう動かなくなってしまいました。

とりあえず、ネットで部品を買って交換をしました。

今日は、この異音がして動かなくなったブロワモーター、何がどうなっていたのかを分解して検証してみようと思います。

動かなくなったブロワモーターを分解

今までいろんな部品を分解してきましたが、動かなくなったブロワモーターを分解した経験はありませんでした。

ちょっと興味があります。異音がして動かなくなりました。単純にブラシが摩耗して寿命を迎えたのか?とはいうものの、異音もなかなかのものだったし、ベアリングもおかしかったのか?

いろいろ考えるところがあります。

手でブロワを回してみると、たまに引っかかるようなところがあります。ただし、その場所で必ずひっかかるわけではなく、スムーズに動く時もある。

引っかかる場所が移動するような不思議な感じです。

まずは羽の部分を外します。こちらは圧入されているので、ちょっと手荒になりますがこじって外しました。

続いて台座からモーターを外します。これでモーターが単体になります。

どんどん分解していきます。

コネクタやブラシなどがついているカバーを外します。

ブラシを確認すると、この状態。コンミュテーターの部分に対して一番伸びきっているので、ブラシもまあまあ寿命に近かったと。

問題はこちらです。埃なのかゴミなのか大量の異物がモーター内部へ混入しています。

これらが物理的に邪魔することによってモーターから異音が出ていたようですね。

この埃が一箇所で固まってしまうと抵抗になり、モーターが動かない時があったと。

アクティにはエアコンフィルターがついていません。なので外気からの空気ってダイレクトにブロワモーターまで混入してきます。

エアコンフィルターが付いていればここまでブロワモーターにゴミが堆積することはなかったんじゃないかなと。

改めてエアコンフィルターの重要性がわかりますね。

モーターはカプラーを抜き差しすると動き出すこともあったので、まだコイルが焼損しているわけではなかったと思います。

つまり、ブラシを新品に交換して内部を綺麗に清掃・給油などをすればオーバーホールして使うこともできた。

ただし、ここまでモーターを分解してブラシを交換してまで使う手間を考えたら、交換してしまった方が早いね!という意見にも納得できますね。

そもそもブラシの品番を特定して交換するのが一番手間かもしれません。

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