トラックの後輪のスプリングには
リーフスプリングという板バネが採用されています。
このリーフスプリングを支えているシャックルという場所のゴムブッシュ
これが経年劣化でへたってきます
ここにガタがあるとブッシュがやせている証拠です。
ブッシュがやせてくると、シャックルのピンがスカスカになっているので
錆びやすくなり、最悪シャックルが折れて、走行中にとんでもなく危険なことが起こってしまいます。
上下の写真を見比べてみると、タイヤレバーでこじったら、
シャックルに隙間が出来ているのがわかります。
つまりガタがあるという証拠ですね。
このようにガタがあると、シャックルピンに負担がかかって最終的には折れちゃうので
ブッシュを変えないといけません。場合によってはシャックルピンも一緒に変えます。
※シャックルブッシュを交換する際は、リフトを使って更にリジッドラックを使います。
シャックルブッシュの交換は危険ですのでプロに依頼しましょう
ブッシュは片側二つずつの計4個が使われています
ゴムの厚みが新品のほうがあることが分かります
グリスアップできるブッシュなどは、金属製のものが使用されています。そっちのほうが交換は大変です。
グリスアップのニップルが付いているシャックルブッシュを変えるときは
必ずシャックルピンも交換するようにしましょう。絶対錆びたりして大変です。
まぁ予算があったらピンも交換してしまうのが最善です。
軽トラックにもシャックルブッシュが存在しますので
軽トラックに乗っている人はガタがあるか点検してみてくださいね。
以上シャックルブッシュについてでした