純正のメーターが動かない?車を放置していると思わぬところが壊れている?

180SXを少しずつ復活させようと、時間が開いたら某所へ行ってメンテナンスをしてきています。

ここで気になった180SXの状態。

・実に9年間不動であったということ

・バッテリーは完全に上がっていたが、エンジンはかかった

・エンジンオイルはフラッシング目的で、一度交換した

・バッテリーも違うものに付け替えてみた

今の所このくらいです。あとそう言えばタイヤもペッチャンコだったから、空気を入れておきました。これだけでもシャキッとしました。

ですが、ちょっと気になった180SXの状態

純正のメーターが全く機能していない

写真では見えにくいんですが、メーターが機能していません。

各種警告灯は点灯します。しかし、距離メーターが点灯していない。さらには水温計も動いていない。

手前左に付いているHKSの追加メーターは水温計です。追加メーターはきちんと180SXの水温をモニターしていますが、純正の水温計は全く動いていないのがわかります。

これは最大な問題ですね。たんにメーターのカプラーでも外してあるのか?僕自身がいじってたわけじゃないので、わかりません。

気になるのはオーディオスペースが空になってるということ。もともとナビが付いていたはずだけど、それを外されている。その時に何かしらメーターのカプラーも外している可能性もある。

もし単純にカプラー抜けではなかったら、一番費用がかかるのがここだな。

そして次に気になるというか、当たり前だよな。と思う所が各部油圧。

それこそ9年間油圧装置を動かしていないわけだから、もしかしたらクラッチがきれなかったりブレーキが効かないんじゃないかなと。

これは、実際に動かしてみたんです。

クラッチはちゃんと切れます。固着はしていないし、ちゃんとマスターもレリーズも動いている証拠。しかし、レリーズシリンダーのブーツをめくってみてないので、もしかしたらフルード漏れしてるかもしれない。

一番やばいのが、ブレーキです。

もう、相当なスポンジ〜なんです。

スポンジ〜って知ってますか?ブレーキフルードのエア抜きを失敗すると、ブレーキペダルのふみしろがなくなってスカスカになる現象。

あれが発生している(笑)

なんども煽るとなんとか踏み心地は出てくる。しかしまたすぐにスポンジ〜。

考えられるのがどこかのブレーキが固着しているということ。まあ9年間動かしていないんだからブレーキが固着していても不思議じゃありません。

ここは各部ブレーキの点検・エア抜き。もしくはOHが必須ですね。

その他はちゃんと機能しているっぽいので、再生させるには

・メーターを直すこと

・ブレーキを直すこと

この2点に絞られてきましたね。あとは各油種を交換すればいいかな。どちらにしろナンバー付いてないし、再び登録させるかどうかはYouTube次第なので、DIYでコツコツとやっていきます。

実はこの車ともう一台再生させたい車があるんですよね。そちらの方が重症患者。最低でもミッションは載せ替えないといけない。リジッドラックかけてミッション載せ替えなんかできるほど僕の体力は続かないぞ(笑)

でもがんばります。

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コメント

  1. むきんぽ より:

    あーあー、キャリパーの要オーバーホール、あたりですかねぇ。ピストンがザクザクに錆びて腐っているとか。

    自分はここ14~15年間、自分専用車を2台持ちで、うち1台は冬眠させて乗るのは夏だけ、という体制で過ごして来ているのですが、
    なんでしょう、毎年定例で冬眠させている個体は通年乗っている車に比べ、距離は伸びないのにキャリパーのピストンが錆びる傾向にある気がするんです。

    油圧が掛からず動かないからなのか、ブレーキを使わず熱が入らないから結露したまま乾かないからなのか・・・勝手な想像ですけれども。

    いずれにしても、この極上180の公道復帰に期待しています。ハロゲン球のヘッドライトの発光色が、味があってなんとも良いですなぁ。降雪地帯の長野で冬に乗るなら、ハロゲン球ライトが一番、ですなぁ。

  2. MHO より:

    ブレーキに関してはやっぱり動かさないでいる車は漏れたり固着するケースがほとんどですね。効いてないわけじゃないんですが、ものすごくペダルの踏み心地がフワフワのスポンジ〜でした。
    どこかのピストンがまったく動いていないと思います。公道復帰までの道はまだまだ遠いですね。