初めてロータリーエンジンの車に乗る時に気を付ける事!オイル交換から各部メンテについて

人生で一度は味わってもらいたいのが、ロータリーエンジンのフィーリングです。今街中を走っている車の99%以上はレシプロエンジンを積んでいます。

レシプロエンジンは、ピストンがシリンダーを上下運動することで動力を得ているエンジンです。これに対して、ロータリーエンジンという特殊なエンジンがあります。

マツダのRX-7やRX-8などに搭載されているエンジンです。ロータリーエンジンは三角形のローターがハウジングの中を回転して動力を得ています。

レシプロエンジン搭載車から、ロータリーエンジン搭載車に乗り換える時気を付けるべきことを書いてみます。僕自身ロータリーエンジン搭載のRX-7をFDとFCで乗り継いだ経験があります。

ロータリーエンジンのオイル交換は?専用オイル?

まず、ロータリーエンジンってレシプロエンジンと違うことは分かったけれど、オイル交換は特殊なオイルを使っているのか?

基本的に4サイクルのガソリンエンジンオイルが使えます。今では新車でロータリーエンジン搭載車が買えないので、グレードと粘度が合致しているものでチョイスすれば問題はありません。

ただ、ロータリーを得意としているショップや製造元のマツダからは、ロータリーの特性にあったオイルも販売されています。予算があれば、それらのオイルを使うのがお勧めです。

特にせっかくのスポーツカーであるRX-7などを買うと、元気に走りたくなる気持ちもあります。そんな時は、チューニングショップが販売しているオイルが、高性能で安心です。

ロータリーエンジンはエンジンオイルを少しずつ燃やしている

使っているエンジンオイルは、普通のものが使えることが分かりました。交換の時期も、なるべく早めがいいのは間違いないですが、レシプロエンジンとさほど変わりはありません。

しかし、最大に違う点があります。それはロータリーエンジンはメータリングポンプでエンジンオイルをハウジング内に噴射しています。

目的はアペックスシールやサイドシールを潤滑して、燃焼室を密閉するためです。レシプロエンジンのオイルポンプと同じオイルポンプも存在しますが、メータリングポンプは、エンジンの回転数に比例して噴射をしています。

すなわち、ロータリーエンジンは、少しずつですがオイルを消費するエンジンなんです。ロータリーエンジンのオーナーになったら、たまにはオイルレベルをチェックしないといけません。もしかしたら、オイルがなくなって補充をしないといけなくなるかもしれません。

スパークプラグは1ローター当たり2本使っている

ロータリーエンジンでは、1ローターあたりにスパークプラグを2つ使っています。レーシングエンジンになると3プラグにすることもあります。

市販されているロータリーエンジンは、リーディングとトレーディングのプラグがあり、プラグの熱価が違っていたりもするので注意が必要です。

ロータリーエンジンはローターが1回転するまでにエキセントリックシャフトは3回転します。ローターの各燃焼室は1回転する間にそれぞれ吸入・圧縮・燃焼・排気行程を行っています。

つまりローターが1回転する間に、スパークプラグが3回火花を飛ばしていることになります。ロータリーエンジンのプラグって、レシプロエンジンのプラグに比べると形状がずいぶん違います。

電極が丸い形状をしているのが特徴です。

レシプロエンジンよりも消耗が激しいので、ロータリーエンジンは1万キロを目途にプラグ交換するのがいい。ですが、レシプロにくらべてプラグが高価で交換がしにくいです。

ロータリーはプラグ代がレシプロよりもかさみます。

低速のトルクが不足がちで発進が難しい

ディーゼルエンジンのマニュアルに乗ったことがある人なら、感覚的にわかると思います。ディーゼルのマニュアルって、セカンド発進が簡単にできます。

もしレシプロのガソリンエンジンでセカンド発進をしようと思ったら、ある程度高回転をキープしてクラッチをミートしていかないと駄目です。

ではロータリーではどうか?ロータリーって、レシプロエンジンに比べると軽量でコンパクトという利点があります。しかし、低速トルクが足りないんです。

なので、発進時はうまくクラッチをミートしてあげないとすぐにガックンガックンしてしまいます。RX-7のFDになるとクラッチもそれなりに重たいので、渋滞は大変です。

そして、ロータリーってレシプロの上下運動に対して回転運動を行っているため、ふけあがりがものすごくスムーズです。これは本当に一度体験したもらいたいくらい。

高回転まで一気に回す時、レシプロだとエンジンの振動が結構伝わってきますが、ロータリーだとスムーズなんです。

裏を返せばエンジンブレーキがレシプロよりも効かないんです。エンジンブレーキってエンジンのロス部分を逆手に取ったブレーキなので、ロータリーでは効きにくいので要注意!

バッテリーが大きく、プラグがかぶったら大変

FCもFDもバッテリーはでっかいのが付いています。そしてプラグの交換がやりにくい(目視できないので手探り作業になります)。何が言いたいのかというと、冬にプラグがかぶったとか、バッテリーが上がったという原因でエンジンがかからなくなるとリカバリーが大変です。

バッテリーのジャンピングもそれなりのバッテリーを積んだ車でいかないと、ブースターでつけがけができません。

もしプラグがかぶってしまったら地獄です。僕も一度かぶり気味になったことはありますが、プラグがかぶってエンジン始動できない場合って、外してプラグを乾燥させないといけないんです。

だけどロータリーは簡単にプラグを外せない。冬にエンジンがかからないという事になると大変です。

最大の魅力は軽量コンパクトでスムーズな回転

ある程度のデメリットも書きましたが、ロータリーエンジンってやっぱり独特です。だけど、一度乗ってみる価値がある車なのは間違いありません。

僕は2台ロータリーを乗ってきましたが、とてもいい経験になっていますし、ある程度生活に余裕が出来れば、またFDを購入したいとすら思っています。

それほど、一度魅力にはまってしまうと忘れられないのがロータリーエンジンです。

ただ燃費が悪いので、普段使いだと厳しいですよね。できればセカンドカーを所有して、ここぞという時に乗るのがいいかもしれません。

今は25年ルールがあるので、程度の良い個体はどんどんとアメリカに輸出されてしまいます。そろそろFDを買うのはギリギリライン位まで高騰し始めているので、もしロータリーエンジンに乗りたいという人は、RX-8から始めてみるのがいいかもしれません。

8であってもとても楽しいし、7よりも実用的で安いから、ロータリーに入りやすいと思います。

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