エンジンがガラガラ音して、抜いたオイルが金色だったら要注意

エンジン、ガラガラ音 しながら走ってる車をたまにみかけます。 そういう 状態で乗ってる人は、買った 中古車がたまたまそんなのだったという人も中にはいるかもしれない。

それとも途中からガラガラ音がし始めたとか。そんな場合もありえます。

エンジンからのガラガラ音で怖いのが、エンジンブローです。

DIYでオイル交換をした時に、オイルパンから出てくるオイルに注意してください。一番やばいのが金色のオイルが出てきた時。

これは車検時に、ガラガラ異音がしていた1AZ。結局検査には通ったけど数日したらエンジンブローしました。

これでも新油だったオイル。金色のオイルです。

この色はなんなのか?

こちらはその1AZのオイルパンを剥がした図。オイルパン内部です。

もうメタルというメタルが粉々になって、文字通り金粉みたいになっていました。

砂金取りのようになっています。

ストレーナーにも相当つまってました。

メタルが損傷すると、オイルに鉄粉がまじります。その鉄粉がストレーナーを詰まらせる。すると油圧が正常に上がらなくなり、さらに加速度的にエンジン内部が損傷する。

そこから先はあっというまにエンジンブローです。

このケースの場合、エンジンの出力がなくなってキャリアカーにすら載せることができなかった。スピードがもう全然出ない。

ワイヤーで引っ張ってキャリアカーに乗せて、エンジンを載せ替えた。

例えばちゃんとしたスパンでオイル交換をしていたとしても、エンジンが壊れることもあります。

逆に、全然オイル交換をしてなくても平気で回ってるエンジンもあります。

何かのきっかけで、このようにエンジンがダメになることがあります。エンジンを守るにはやっぱりオイル交換をこまめにするしかない。

オイル交換で5000円。エンジン載せ替えで30万。

オイル交換60回分。リース車なんかは必要最低限のメンテナンスで、限界までエンジンを使う。

20万キロを過ぎた時点でリースアップ。このあたりはリース会社のメンテナンスメニューはよくできたもんだなと感心します。

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