新車を買うのもいいけれど、僕は安い中古車を買って、自分で直しながら乗るのが好きです。
それも、100万円や200万円する中古車ではありません。
10万円以内で買えるような、古くて、くたびれた中古車です。
普通なら敬遠されるような車かもしれません。
年式が古い。走行距離が多い。あちこちに傷がある。部品も劣化している。
でも、僕にとっては、そこが面白いところなんです。
今回、そんな僕の中古車との付き合い方を電子書籍『10万円以内の中古車を買って、直して乗る。』にまとめました。
目次
新車というのは、納車された瞬間が最も新しい状態です。
そこから年月が経てば、タイヤが減り、ゴム部品が傷み、少しずつコンディションが落ちていきます。
もちろん、きちんと整備すれば新車でも良い状態を維持できます。
一方、僕が買ってきたような格安中古車は、最初からあちこちが傷んでいます。
例えば、エンジンマウントを交換すると振動が減る。
ショックアブソーバーを交換すると、乗り心地が良くなる。
点火系や吸気系を整備すると、エンジンの調子が戻ってくる。
劣化していた部品をひとつずつ交換することで、車のコンディションが少しずつ上がっていくんです。
昨日より今日の方が、自分の車の調子が良くなっている。
これが、たまらなく楽しい。
僕がこれまでに買ってきた格安中古車には、8万円で購入したRX-7(FC3S)や、7万円台のホンダ・バモス、同じく7〜8万円台のダイハツ・アトレーなどがあります。
どれも最初から完璧な車ではありませんでした。
不具合を見つけて、原因を考えて、部品を交換する。
時には思いどおりに直らないこともあります。
ボルトが固着して外れなかったり、想定外の故障が見つかったり。
それでも、自分で手を入れた車が元気に走ってくれると、なんともいえない達成感があります。
単に移動するための道具だった車が、少しずつ自分だけの一台に変わっていく。
僕は、その過程が好きなんです。
もちろん、10万円以内で車を買えば、お金がかからないという話ではありません。
購入後に修理費がかかることもありますし、場合によっては車両価格を超える整備費用が必要になります。
安全に関わる部分は妥協できませんし、錆や重大な故障など、購入前に避けるべき車もあります。
それでも、車の仕組みを知り、自分で少しずつ整備できる人にとって、格安中古車は非常に面白い存在です。
今回の電子書籍では、僕が実際に購入して乗ってきた格安中古車の体験をもとに、車選びや修理、維持していく中で感じたことをまとめています。
安い中古車を買うときに何を見るべきか。
どんな故障に遭遇するのか。
そして、古い車を直して乗ることの楽しさとは何なのか。
単なる節約術ではなく、手をかけるほど愛着が増していく中古車との付き合い方を伝えたかった一冊です。
車は新しいほど良い。
そんな価値観もあります。
でも僕は、10万円で買った車に少しずつ手を入れて、自分だけの一台に仕上げていく時間も、同じくらい価値があると思っています。
古い車だからこそ味わえる楽しさがある。
そんな思いを込めて書きました。
格安中古車に興味のある方、古い車を自分で整備してみたい方に、ぜひ読んでいただけたらうれしいです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。