スズキのワゴンRスマイルやハスラー等、ACコンプレッサ不具合時に注意

どちらかと言えば、同業者の皆さんへ向けた情報の拡散でもあります。

スズキから保証延長がアナウンスされました。

内容はエアコンコンプレッサです。

通常エアコンコンプレッサが故障した場合、新車なら3年6万キロまでが保証範囲です。

これを7年、距離無制限という内容へ変更されました。

と、いうことは逆を言うと壊れる要素持っていて、故障する確率が高いということになります。

新冷媒搭載のエアコンコンプレッサは注意を

令和元年の後半ごろからスズキ車もエアコンに新冷媒を採用してきています。

どうやらこの新冷媒を搭載しているコンプレッサに不具合が出る模様です。

エアコンコンプレッサ(以降、コンプレッサ)において、冷媒にHFO-1234yfを用いた仕様に対して、コンプレッサ内部の摺動部品に耐摩耗性が不十分な材料を組み合わせたものがあります。その場合、急加速走行や登坂走行を繰り返すと摩耗が発生し、エアコン作動時に異音、振動、さらに冷房不良が生じることがあります。
当該事象は、保証期間経過後も発生するおそれがあることから、コンプレッサの保証期間の延長を実施します。

なお、異音、振動が発生した状態で、継続使用した結果、コンプレッサの内部ロックが発生する場合がありますが、エンスト防止制御やコンプレッサの温度ヒューズ機構によりエンストは発生せず、法規抵触や安全性に問題はありません。

スズキHPより引用

HFO-1234yfという新冷媒ですが、数年前から環境面を考慮して各自動車メーカーが採用しています。

このエアコンガスですが、値段が非常に高い。そして、専用の設備がないと修理ができません。

おそらく自前でこの新冷媒のエアコン修理ができるお店の方が少ないのではないかなと。エアコンのコンプレッサが壊れるとその鉄粉がコンデンサなどにも回ってしまうため、構成しているパーツの多くを交換する必要がでる場合もあります。

万が一保証延長が過ぎたタイミングで壊れてしまったら、それはそれで嫌な案件ですね。できれば7年以内に一旦補償修理を受けられればいいんですけどね。

異音などが発生しないとダメなので。

保証期間が延長されたことを知らないで、有償で修理してしまった!なんていうことにならないように注意が必要です。車種がほぼ全てを網羅しています。ワゴンR、ハスラー、ワゴンRスマイル、スペーシア、アルト、アルトラパンです。流石に貨物系は大丈夫のようですね。

ディーラーへ持って行きましょう。

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