走行23万キロオーバーのアルト!AGSにギクシャク感があるも故障なし

まだまだ頑張っています。

走行距離が23万キロを超えているアルトのお客さんがいるんです。ミッションはいわくつきのAGSです。

軽自動車で20万キロを超えて使い続ける人ってそんなにいません。

そうやって考えると、AGSがきちんと作動しているということは頑張ったと思います。

というのもこのAGSというミッションはいろいろといわくつきなんです。

AGSというミッションはオート・ギヤ・シフトの略で、基本はマニュアルミッションです。

クラッチとシフトをアクチュエーターで作動させているミッションです。

乗り味に好みが分かれます。僕はAGSの乗り味が苦手です。どうしてかというと、タイムラグが多いから。

例えばアクセルを踏んで加速しようとすると、自動でギヤがシフトアップしていきます。

この動作が非常にもっさりしています。多段ATのように切り替わるわけではなく、明らかによいしょとクラッチを切って、ガチャっとつなげる。

この動作が遅い為、アクセルを踏み込んでももたつくんです。

こんなんだったら普通のマニュアルでいいし、ATの方がよっぽどいいんです。

つまり、いいところがまるで感じられないミッションであると。

アクチュエーターの作動油は無交換指定

AGSを動作させるのはアクチュエーターで、作動油が使われています。

この作動油は部品として供給されずに無交換指定です。

樹脂製のタンクなので、多分相当な年数が経過してくるとタンクも割れて作動油が漏れる気がします。しかし部品ででないのでAGSアクチュエーターアッセンブリの交換になると。

23万キロも走ってくれば、まあこわれてもしょうがないよね。と納得もできます。

しかしこのAGS故障が多い。ギヤが入らなくなったとかガチャガチャ音がするだけとか。

作動油だけでも交換ができるようにしてくれればいいのに。油と名がつくものは必ず劣化しますからね。

保証期間が過ぎるまで壊れなければいいというのはどういう考え方?

これは各自動車メーカーにも通じますけど、保証期間の考え方。

こういう無交換指定されてるフルードの大物部品。今回のように20万キロもてばまあ万々歳です。

しかし、この車は早い時間軸で20万キロオーバーに到達しました。

買って10年経過してまだ1万キロしか走ってない車もあると思うんです。

そういう車はどうなのか?

メーカーは保証期間さえ過ぎれば、無罪放免だ!と考えているふしもあると思うんです。そうじゃなくて、せめて補修用にパーツを細かく設定するなどしてもらいたいですよね。

いきなりアクチュエーターが駄目になりました。よりは作動油を変えていけば、アクチュエーターも長持ちすると思うんですけど。

ちなみに23万キロのAGS、動かそうとするとギヤなりを起こしたりします。

クラッチの切れがイマイチなタイミングがチラホラとでてきています。

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