整備業界の人事異動についてアレコレ

3月といえば、自動車業界でもっとも忙しい1ヶ月になります。大抵の会社は3月に決算を迎えるわけですし、車の需要がもっとも多い時期でもあります。

進学する人や就職する人、もしくは会社の職場が変わる人などで車が必要になる人が一番多い時期。この時期の中古車っていうのは、本当に程度がよければすぐに売れてしまいます。

新車の場合は納車待ち。3月に車を間に合わせたければ、車によっては相当早い段階でオーダーしておかないといけないわけです。

3月といえばもう一つ大きな出来事。それは人事異動の時期。4月から新天地へと異動を言い渡される人もたくさんでてきます。

整備業界でも人事異動がある会社があります。今回はそんなお話です。

ディーラーの人事でよかったこと

町工場をやっていると、各ディーラーとのやりとりは密になります。それはお客さんが乗ってる車にリコールが発生した時など。やはりディーラーとお客さんの時間を調整して予約を入れたりしなければいけない。

そんなとき、ディーラーフロントマンの対応一つでで随分と変わってくる。塩対応のフロントマンだと町工場側からしてみればかなり大変になります。業者間だとかなり塩対応になるフロントマンも多いです。

昔散々な塩対応をされた某自動車ディーラーが、5年ちょっと前からフロントが変わったんです。今度のフロントマンはなんと神対応。今はとても助かっています。結構な無理を言ってもなんとかしてくれる。さらには保証期間が若干微妙な車でも、保証対応してくれたり。

整備工場は本当にフロント次第で随分と印象が変わります。

町工場の整備工場的人事異動

中規模な整備工場になると、やはり町工場であっても人事異動が存在します。まず異動対象になるのが整備士です。

整備士は基本的にお客さんと直に接する機会が少ないです。自分自身抱えているお客さんも営業マンに比べると規模は少ない。

こういった理由から作業を担当する整備士は異動対象になります。逆に営業マンは基本的にあまり異動はありません。担当するお客さんを抱えているので。定年などを迎える営業がいると、後任人事で少しずつ同行営業させて引き継いでいく。

それではフロントマンはというと、ある程度お客さんとの接点が出て名前が売れてくると、営業に回されることもあるし整備にもどされることもある。

人事異動で4月から新体制に変わると当然軌道に乗るまでは大変です。

当然異動後にお客さんから

「あの人はいなくなってしまったのか?」

などといった嘆きの電話をもらうこともたくさんあります。しかし、あくまでも組織の一員という立場なので、異動を命じられるとそれに従わざるをえないです。

うちの会社でも今年は何人かが定年を迎えるので、今現場は慌ただしく動いています。

あと半月!

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