半導体不足の為、トヨタ一部の新車にスマートキーを1つだけで納車へ!

世の中半導体が不足している!という事は言われており、それが故に車の新車が間に合わない・・・。需要に対して供給が全然追い付いていない・・。

こんな事態になったのが1年ちょっと前くらいからでした。最初に半導体不足云々で言われたのが、新車につけるナビやETCが間に合ってこない・・。

次第に、新車の製造に影響が出始めて、今では新型車が出た瞬間納期が未定へ・・・。なんていう事が珍しくありません。

そんな事態を少しでも改善しようとして、トヨタが以下のように発表しました。

このたび、今後生産を予定しております一部の車種におきまして、通常、納車時に2個でご用意させて頂いているスマートキー(電子キー+メカニカルキー)を、当面の間、スマートキー1個(電子キー+メカニカルキー)およびメカニカルキー1個の状態にて納車をさせて頂くことになりました。

半導体不足が続く中、1日でも早くお客様へおクルマをお届けするために暫定的に行わせて頂く対応でございますが、お客様には、ご不便をおかけ致しますことを、心よりお詫び申し上げます。なお、2個目のスマートキー(電子キー)につきましては、準備が整い次第、順次お渡しさせて頂く予定です。

依然、半導体不足、およびコロナウイルス感染による影響など、車両生産につきましては、先を見通すことが難しい状況が続いております。引き続き、1日でも早く、お客様におクルマをお届けできるよう、最善を尽くしてまいります。

お客様には、長期に亘り納車をお待ち頂いていることに、深く感謝申し上げるとともに、たび重なる納期の変更などにより、ご迷惑、ご不便をおかけ致しておりますこと、心よりお詫び申し上げます。

トヨタHPより引用

なんと、新車のスマートキーを1本だけで納車を開始するということです。

まさかのスマートキー1本納車です。

この中にも半導体が使われているんですね。確かに2個つけていたものを1個にすれば、量を半分に減らせる。

この手のスマートキーって、大体他の車と共通している部品なので、対策としては有効なんでしょう。

興味深いのが車種。

トヨタブランドは

クラウン、カムリ、プリウス、bZ4X、RAV4、ハリアー、C-HR、アルファード、ヴェルファイア、ノア、ヴォクシー、ランドクルーザー、ランドクルーザー プラド、グランエース

レクサスブランドは

LS、ES、IS、LC(含むConvertible)、RC F、LX、NX、UX、UX300e

出たばかりの新型シエンタなどは含まれていない為、機能やデザインなどがちょっと違うんでしょう。

車格を考えれば上位車種が多いですから。

しばらくは仕方がないですが、半導体不足を明らかに実感できるニュースでした。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする