バッテリー端子の腐食による亀裂

お客さんから、
「自分でバッテリー交換したけどエンジンがかからない」
という依頼を受けて出動。

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原因判明

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見事に割れている端子。
緑青がふいているのに、そのままにして放置しておくとこのような結果になります。
端子はやせ細って、通電性がわるくなり、
バッテリーからセルモーターへ大電流がながれなくなってしまいます。

バッテリー端子をいつまでも健康に保つ方法は簡単そのもの

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バッテリー端子

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端子に油を塗っておきます。

できればグリスのような固形状の潤滑油が良い。

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スプレーグリスなどでもOK。

端子をグリスでコーティング。

これだけで緑青からの被害を防げて、いつでも端子を健康に保つことが出来ます。

因みにバッテリー端子の打ち変えは結構大変で、
工賃だって当然発生します。

そうならないためでも、1年に1度でもいいからバッテリー端子には
グリスを塗っておきましょう。

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コメント

  1. 愛知の事務員 より:

    このタイプの端子は破損が多い気がします。
    +端子はさほど難しくは無いと思いますが、-は線の長さがぎりぎりのため交換したことが何度かあります。

  2. MHO より:

    グリスをこまめに端子に塗っておけばここまでひどくはならないんですけどね