トーションバースプリングについて

本日はトーショーンバースプリングについて。

トーションバースプリングというものは、
トラックなどに採用されているスプリングです。

普通スプリングというと、巻き巻きな
コイルスプリングが頭に浮かびますね?

トーションバースプリングというものは、
ただの棒なんです。

torsion-bars1
トーションバースプリング

torsion-bars2
写真中央に見えるのがトーションバースプリング

このただの棒をどうやってスプリングとして利用しているかというと、

いわゆる

「ねじれ」

という原理をつかってスプリングとしています。

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イメージで、鉄棒をねじってみると、

なんだか

形状記憶合金みたいで反力が生まれるようなイメージでしょうか?

そのねじれの反力をスプリングとして応用しています。

トーションバーでのメリットは面白いところにあります。
これは車高を調整できるんです。

torsion-bars3
トーションバースプリングの終点
ミッション側にこんな感じのネジがあります。

Wナットでロックしてありますが、このネジを

締めこんでいくと車高が上がります。

緩めていくと車高が下がります。

車高を調整するときは、ネジにマーキングしておいて、
何回転させたかわかるようにしておきましょう。

車高調が入っていなくても、フロントだけは車高が調整できてしまう
トーションバースプリング、

いい感じなんですが、これが折れたらタチが

さいっこうに悪いらしいです。

トーションバーの交換はかなり大掛かりらしい。

まだやったことないけどね。

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コメント

  1. 愛知の事務員 より:

    身近なところではハイエースがトーションバーですよね。
    一番最初に買った自家用車(ワンダーシビック)がトーションバーでした。普通でも固いのに強化したので悲惨な結果になりましたが。

  2. MHO より:

    整備士を15年近くやっていますが、未だかつてトーションバーの交換だけはやったことがありません。
    なかなか遭遇しないんですよね。