車を買うとき、
「せっかくだからナンバーを2525にしたい」
「誕生日の数字にしたい」
「昔から使っている番号を次の車でも使いたい」
こんな希望を出す人は珍しくありません。
乗用車ではすっかりおなじみになった「希望ナンバー」。
ところが、オートバイについては事情が違いました。
そんな中、国土交通省から新しい発表がありました。
オートバイにも「希望ナンバー制」が導入され、2026年10月19日から申し込みが始まります。
車好き、バイク好きにとっては、地味に見えてかなり気になる制度変更ではないでしょうか。
車の希望ナンバーに慣れている人からすると、
「え?バイクって希望ナンバーなかったの?」
と思うかもしれません。
そうなんです。
自動車では希望ナンバー制度が広く利用されていますが、バイクでは同じようには好きな番号を選べませんでした。
僕も車の仕事を長くやってきましたが、ナンバープレートというのは思っている以上にこだわる人が多いです。
誕生日。
結婚記念日。
車の型式。
語呂合わせ。
昔から使っている番号。
中には、
「この番号じゃないと嫌だ」
という人もいます。
車を単なる移動手段ではなく「愛車」として乗っている人ほど、こういう部分にこだわりたくなる気持ちは分かります。
それが今度はオートバイにも広がるわけです。
国土交通省の発表によると、オートバイの希望ナンバー制について、申込受付は2026年10月19日から始まる予定です。
これからバイクを購入する予定がある人や、ナンバーにこだわりたい人は覚えておいてもいいでしょう。
ただ、
「10月19日になったら、好きな番号なら何でも必ず取れる」
という意味ではありません。
ここは注意が必要です。
車の希望ナンバーでもそうですが、みんなが欲しがる番号があります。
たとえば、
「1」
「7」
「8」
「8888」
など。
地域によって人気の番号も違います。
希望する人が集中する番号について、全員に同じ番号を出すことは当然できません。
車の場合は、特に人気が集中する番号について抽選対象となる仕組みがあります。
バイクでも希望番号制度が始まれば、
「せっかくだからこの番号にしたい」
という人はかなり出てくるでしょう。
これまで番号にこだわれなかったバイクだからこそ、制度開始直後は特に注目されそうです。
僕はこの制度、バイクとはかなり相性がいいと思っています。
車以上にバイクは趣味性が強い乗り物でもあります。
マフラーを変える。
ミラーを変える。
外装を変える。
色を変える。
ヘルメットまで車体に合わせる。
そこまで自分好みに仕上げているのに、
「ナンバーだけは選べません」
というのは、考えてみれば少し不思議でした。
希望ナンバーが使えるようになれば、
「自分のバイクを完成させる最後のパーツ」
のような感覚で番号を選ぶ人も出てくるでしょう。
個人的に気になるのはこちらです。
希望ナンバー制度が一般化すると、中古バイクを買ったときにも、
「ナンバーを自分の好きな番号にしたい」
という需要が増える可能性があります。
車では中古車を購入するとき、
「希望ナンバーでお願いします」
という依頼はごく普通にあります。
バイクでも同じ文化が定着するかもしれません。
販売店側からすると登録業務が少し変わりますし、ユーザー側からするとバイク購入時の楽しみがひとつ増えることになります。
車の仕事をしていると、お客さんが自分の車のナンバーを覚えているかどうかは人によってかなり違います。
「車のナンバー分かります?」
「えーっと……なんだっけ?」
という人もいます。
ところが希望ナンバーの人はかなり覚えている。
当然といえば当然です。
自分で選んだ数字ですから。
これは意外とメリットでもあります。
駐車場で自分の車両を探すとき。
施設などで車両番号を記入するとき。
何かの手続きでナンバーを聞かれたとき。
自分で選んだ番号なら忘れにくい。
バイクでも同じだと思います。
オートバイにも希望ナンバー。
個人的には、
「ようやく来たか」
という印象です。
国土交通省の自動車関連の新着情報でも、2026年8月18日付で申込開始日決定が案内されています。
車では当たり前になった制度ですが、バイクでは新しい。
だからこそ、制度開始直後は話題になる可能性があります。
愛車の排気量にする。
型式にちなんだ数字にする。
誕生日にする。
ラッキーナンバーにする。
語呂合わせにする。
考え始めると結構楽しいものです。
これからバイクを買う予定がある人は、
「車種は何にしよう?」
「色はどうしよう?」
だけではなく、
「ナンバー何番にしよう?」
という悩みも増えそうです。
2026年10月19日から申し込み開始予定。
バイク好きにとって、またひとつ愛車にこだわれる時代になりそうです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。