昔車を買って間もないころ、世話になっていた人に
 「お前はエンジンルームをどの位の頻度で開ける?」
 と聞かれた事があります。
 当時は毎晩峠で走りまわっていたので、夜中に帰ってきてはエンジンルームを開けていました。
 熱を冷ますためにやっていたことですけどね。
 皆さんはエンジンルームをどの位の頻度で開けますか?
 整備士になってからも結構な頻度でエンジンルームを開けています。
 子供を外で遊ばせている時など、暇があればエンジンルームを開けたり。
 エンジンルームにはメンテナンスしなければいけないものがギッシリ詰まっています。
 昔オイルクーラーをつけた時、オイルブロックのオイルプレッシャーセンサーの取り出し口の穴に液体パッキンを塗らないでめくらネジを締めた。
 そうしたらオイルがもれていたんですよね。当然。
でも自分の車はキッチリメンテナンスしているという自負があったので開けなかった。
 たまに開けたらなんか変慌ててゲージを抜くとfullまであったはずのオイルがなんと下限ギリギリになっていた。
 これで車な不足の事態が起こり得ると考えを改めて、普段整備士をやってあるていど車の管理をしていても定期的にエンジンルームを開ける癖をつけるようにしました。
 水温計をつけてジョイントから何年かたって水漏れを起こしたこともありました。
 今まではなんともなかったのに…
 こういう経験からエンジンルームはきちんと整備していても開けた方がいいと感じるようになったわけですね。
 トラブルの前兆を見逃さなければ大きな故障にはならないと思います

ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
